イラストの色について(青の色彩)

イラストの色について青、ブルー
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青について

仕事などでイラストやキャラクターを描く時、まず考えるのは色彩。色が人の心に与える影響はとても大きい。描く前にそのイラストやキャラクターがどんなイメージにしたいのかを考え、それによって色選びから始めます。今回は青の色彩について書いてみる。

青い色のイメージ

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青は晴れ渡る爽やかな空の色、どこまでも青い海、湖や川、プールなど水に関するものや自然に関するもののイメージ。透き通った、涼しくてクールな印象があります。キャラクターを描くときなども水をイメージしたキャラクターや涼しいクールなイメージの時に使うと良いでしょう。

青の心理効果

心理的な効果としては、青は気分を落ち着かせたり、冷静になる事で集中力を高めたり、食欲を押さえるような効果、気持ちがリラックスする事で睡眠を促す効果などがあります。また青は寒色の代表なので、寒いとき冷たいときの表現に使うのに適している。イラストやキャラクターを描く時にも冷たい寒い表現に使ったり、リラックスしたい時、集中させたいときなどの心理的なイメージがある時、効果的に使いたい色になる。

逆効果になる場合

イラストやキャラクターに青色を使いすぎると心理効果であるクールさや冷静さなどが過剰に強調されすぎて冷酷さ不安感、寂しい悲しいなどのイメージの色となって逆効果となってしまいます。こういったイメージのイラストを意図して描くときは非常に効果的だが、落ち着かせたり、リラックスさせたい意図のあるイラストを描くときは色の配分に気をつけるといいだろう。実際にどれくらいの配分にすればよいか、それは描くイラストやキャラクターにもよるので、どれくらい色の配分を行えば良いのか実際にイラストラフなどに色を乗せて試してみる事で色彩の心理的な効果の完成度が高まります。

色の持つポジティブとネガティブ

色にはネガティブなイメージとポジティブなイメージがある、使い方によってはどちらも長所として使えるのでイラストやキャラクターを描くときのイメージにあった色選びを心掛けると良い。

青のポジティブなイメージの例
落ち着く、クール、リラックス、爽やか、知的、涼しい、平和、開放的、冷静沈着

青のネガティブなイメージの例
不安、寂しい、悲しい、冷酷、憂鬱感、寒い、失望感、冷たい

他にもいろいろなイメージがあるのでイラストやキャラクターを描くときは、まず色から連想されるどんな言葉のイメージが当てはまるのか考えて効果的に配色してみるといいだろう。

イラストレーター
キャラクターデザイナー
プクムク/pukumuku


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