築地市場場内へ買い物に行く | pukumukuのイラスト探検隊

築地移転前に見に行く

築地が平成２８年(2016年)11月、豊洲に移転するのでその前に見に行こうと思い、朝から大江戸線に乗り築地市場駅へ。築地場内には飲食店や仲卸売り場で鮮魚の買い物も出来るみたいなので食事と買い物もしてこよう。

老朽化のため豊洲に移転

築地市場が出来たのは昭和１０年。すでに80年以上経過し老朽化で大震災などが起きた場合の倒壊の危惧、また市場内の場所が狭いことから安全性の確保ため、他にも築地の駐車場不足による交通渋滞の緩和などいろいろな理由があるようだ。

移転先は東京都江東区豊洲6丁目。発がん性物質のベンゼンやシアン化合物などの土壌汚染が問題になっていたようだが、汚染土壌の対策工事が平成２６年（２０１４年）に終わり平成２８年(2016年)11月に豊洲に移転が決定したそうです。

大江戸線、築地市場駅A１出口の改札を出る。改札を出ると日本人より海外の観光客が朝から沢山いる。みんな築地市場へ向かうようだ。

A１出口を出て階段を登ると築地市場はすぐ目の前。

大江戸線の築地市場駅のすぐ隣にある入口は「築地正門」

築地市場の場内へ入る入口は「海幸橋門」「市場橋門」などいくつかあります。「市場橋門」や「築地正門」は場内の飲食店が立ち並ぶ「魚がし横丁」に一番近い入口。

正門の入口付近には警備員が立っていて、場内へ入る観光客向けにこのようなチラシを配っています。マグロのせり場見学希望者の受付方法や飲食や買い物の案内、立ち入り禁止区域などの説明がいろいろな言語で書かれています。

チラシには構内地図も入っていて構内の立ち入り禁止区域、仲卸売り場の一般客の入場時間などが書かれています。水産仲卸売り場には午前１０時以降入場可能なようだ。

正門から入るとトラックと共にターレ(ターレット)と呼ばれる仲卸業者が荷物を運搬する小回りのきく乗り物、自転車などが沢山走っています。これらの乗り物の邪魔にならないよう気をつけながら進みます。

魚がし横丁は飲食店以外にも卵焼き屋、山葵や野菜の販売、プロ仕様の包丁や鍋、皿や食器などが販売されています。

魚がし横丁は色々な国々の人が寿司屋、海鮮丼屋などに並んでいました。

刺身など海鮮は築地場内で購入するので、築地場内で唯一の天ぷら屋「天房」天丼を食べる事にした。

この天ぷら屋の隣にあった「寿司大」という寿司屋がものすごい行列になっていた。店員さんに聞いたら３〜４時間くらい待つらしい。すごいね。

1200円の天丼を注文。芝えび、キス、ししとう、イカなどその日によって入る具材が変わるらしい。すごくボリュームがあり、どの具材も美味しい天ぷらだった。

水神様通りの魚河岸横丁を通り築地の仲卸売り場へ向かう

水神様通りの魚河岸横丁は吉野家築地一号店や洋食屋、カレー屋、甘味処などがある。

築地正門で配られた地図に書いてあった立ち入り可能の10時過ぎになったので築地仲卸売り場へ入る。ターレ(ターレット)がビュンビュン走っているので邪魔にならないようにする。

マグロやウニ、カニなどの甲殻類、かまぼこなど練り物、ウナギなど様々な専門店がある。

どれもスーパーより安い。市場なので当然だが商品によってキロ何千円とかで書かれていてキロ単位で買わないと購入出来ない店舗も多い。

売り場内は広いので一通り売り場内を足早に巡って買いたい店のだいたいの見当を付けてから一気に購入して行く事にした。

買ったもの。本マグロぶつ。（熊本県産とニュージーランド産）ウニは今が旬らしいのでミョウバン無しの板ウニ、塩水の生ウニなど３種類買ってみた。余市の塩水ウニ、家保商店ウニ、北海道根室丸勢ウニ、だいたい１つ1000~1800円くらいで安かった。900円のイクラ。200円の国産のわさび。写真撮り忘れたが1700円のバットに入ったホタテも買った。どれもスーパーなどで普通に買うと高そうだ。