ダンボールに青い星を描く

ダンボールに青い星を描く。アイキャッチ画像
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ギザギザのダンボールに星を描く

ギザギザの形のダンボールがあったので何かオイルパステルでイラストを描いてみよう。ギザギザを利用してヒトデとか電ノコのイラスト、飛び散るようなイメージで何か爆発する感じのイラスト、などなどいろいろ考えた結果、星のイラストをオイルパステルで描く事にした。

青い星は温度が高い

日常で火を思い起こすと、たいまつのような赤い炎とキッチンでよく見るガスの青い炎とでは青い炎の方が温度が高いように、星も青く見える星の方が温度が高い星です。

星が光って見えるのは恒星の表面の高温のガスが熱放射しているため。そのガスの温度によって赤く見えたり黄色く見えたり青く見えたりするわけ。

星の場合は赤い色、黄色、白、青の順に星の表面温度が高いそうです。赤い星の表面温度は3500度前後、黄色い星の表面温度は6000度前後、白い星の表面温度は9500度前後、それ以上は青い星と言われています。最も青く輝く星では表面温度が40000度以上と言われているそう。

いままで星と言ったら黄色でキラキラした星を描いていたけど、これからは星のイラストを描く時には赤、黄色、白、青など使い分けてもいいかもしれません。それにしても青い炎の表面温度高いね。

青いキラキラお星さま

ダンボールに青い星を描く。イラスト

青い色をより強調する為にトゲトゲの端を黒くしました。黒は周囲の色を引き立たせる効果があります。青い色も単色の青ではなく水色、青、群青色などいろんな青を組合わせてオイルパステルを重ねると深みのある印象になります。

星の真ん中に目、鼻、口などを入れて表情を付ければキャラクターが立ってかわいい青い星になります。

青い星のデティール

ダンボールに青い星を描く。拡大

青と黒だと寒色、後退色の色のイメージが先行してしまい沈んだ色になって寂しい印象になるのでベースカラーの青を邪魔しない程度に白や黄色をポイントで入れるとクッキリしてキラキラした印象になります。

イラストをフレームに入れる

ダンボールに青い星を描く。額装

完成した青い星のイラストはフレームに入れて出来上がり。イラストを額の中に入れると額縁効果と言いイラストが印象的に見える効果があります。素敵なイラストを描いたらそれで満足して終わりではなく、額装してお部屋の壁に飾ると部屋の雰囲気も変わり豊かな気分になります。画材屋や額縁屋さんでイラストに合うお気に入りの額縁を買って額装してみると大事なものに思えてきます。もし自宅に思い入れのある額縁があればそれを使ってもいいし、もし買うとしても高価なものでなくても全然構わなくて、最近では100円ショップなどで安い額縁なども豊富な種類があるので、そういった額縁でも充分です。あるいは額縁をペイントして世界でたった一つの額縁を作ってしまうのもいいでしょう。イラストを額装してお部屋に飾ると、それだけで気分も楽しくなります。

今回は青い星のイラストをオイルパステルで描いたけど、星は表面温度によって色が変わる事が分かったので、青い星以外にも赤、黄色、白、など表面温度の違う色の星をいくつか描くともっと意味が出て来るのかもしれない。

イラストレーター
キャラクターデザイナー
プクムク/pukumuku


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