日本の色・赤銅色(しゃくどういろ)

日本の色・黄・茶系の色「アイキャッチ」
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日本の色・赤銅色(しゃくどういろ)錆色(さびいろ)

電子書籍絵本やイラストを作るときに絵の印象を位置付けるために色彩心理に合う色を配色してきているが、日本には実に多くの色と色の名前があるので伝統色について調べてみることにした。今回は赤銅色(しゃくどういろ)錆色(さびいろ)

赤銅色(しゃくどういろ)

日本の色・黄・茶系の色「赤銅色」

赤銅色(しゃくどういろ)は銅に少量の金や銀などを混ぜた合金の事で暗く濃い黄赤色をしている。赤銅は日本では古くから使われている合金で奈良時代には銅像や大仏などを鋳造する原材料として使われていた。しかし赤銅色という色名が出来たのは近世(安土桃山時代〜江戸時代頃)とのこと。

奈良時代にはすでに大仏などの鋳造で使用されていた金属である赤銅。赤銅色もまた銅像や大仏などに使用され長い期間を経て身近な色として根付いていたのかもしれませんね。

錆色(さびいろ)

日本の色・黄・茶系の色「錆色」

錆色(さびいろ)は鉄が酸化してできる錆のような色で赤銅色よりさらに暗い黄赤色に灰色をおびたような色合いの事。土や鉱物を使った顔料のように錆は古くから鉄や銅などから出る錆を使った錆染めという技法が古くから存在している。色名としては赤銅色のように比較的新しい時代に作られた色名だが、昔から農具や家の建具など日常的に錆を見る機会も多くこの錆色(さびいろ)もまた誰もが身近に感じた色なのかもしれませんね。

イラストレーター
キャラクターデザイナー
プクムク/pukumuku

pukumuku絵本はいろんなテーマで描いています

みなさんは子供のころ読んだ絵本を覚えているでしょうか?私は子供のころに読んだ絵本から沢山の事を学びました。子供のころは何故?何?など沢山の知識欲や好奇心がいっぱいです。なぜ空は青いの?星が動くの?なんで虫は幼虫、サナギ、成虫になるの?いろんな動物の鳴き声や生き物のウンチの形、世界中のあいさつや風習、なんで?これはなに?そんな様々な何故?何?に応えてくれたり、素敵なファンタジーや空想の世界につれていってくれたのも小さな頃に読んだ絵本でした。それは私が大人になった今でも絵本から得た沢山の知恵や知識は生き続けています。そしてこれから子供達の進む先に私の絵本で、新しい世代の子供達へ知恵や知識のバトンを繋ぎたい、そんな想いで描いています。

pukumukuの絵本が世界中の子供たちの心にとどまり続ける事を願っています。

pukumukuのKindle電子書籍絵本よろしければご覧下さい。
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