ちょっと変なパンダ
海外の人も使える英語の言葉を選んで、変わったキャラクターのLineスタンプを作ってみたのが「パンドリさん」。パンダって目の周りが黒いから表情が分かりやすいと思った。これに動きを加えることでコミカルで楽しい表情のLineスタンプを作ろうと思ったのだ。
Lineスタンプ「パンドリさん」
パンダはかわいい
パンダは白と黒で印象が強く、見た目も丸い頭と丸い身体、かわいいくて分かりやすいフォルム。海外の人にも一目で表情や喜怒哀楽の意思表示も見ただけで伝わりやすいのではないかと思った。そこでパンダを題材にしてキャラクターを考える事にした。
黄色でコントラストを強くしたかった
配色に関して、白と黒では全体的にモノトーンで少し弱いと思いコントラストの強い黄色を加えたいと思った。なぜ黄色にするのか、黄色は前に出ているように見える見える色で進出色と言う。黒は奥まって見える色で後退色と言います。進出色と後退色の組み合わせは、私たちがよく目にする踏切など注意を喚起する場所に使われるようにコントラストの強く、とにかく目立つ色なのです。この色を使うことは警戒色と呼ばれ見た人が注意を払うように感じる効果のある色なのです。
意味のある黄色にしたい
ただ何の脈絡も無くいきなり黄色を加えてしまうと、なんでここに黄色があるの?と見た人が疑問を感じてしまうのではないかと思った。そうなってしまっては黄色の意味が無くなってしまう。いろいろ考えた結果。口の部分を黄色いくちばしにしようと思った。くちばしにするには鳥の要素が必要だ、そこで手を翼のようにしてパンダ+鳥にしたのだ。「パンドリさん」の出来上がった由来。
顔と身体のバランスが重要
パンダの目や身体にある黒の強い印象と、黄色の進出色の組み合わせで見た人に強い視認性を与えることをが出来たと思うので、次はパンドリさんの顔と身体のバランスを考える事にした。
顔が小さいとスマホで分かりにくい
小さいLineスタンプをスマホから見た時に顔が小さいとどんな意図を示しているのかが分かりにくくなってしまう。やはり顔が大きいほうが表情が見る人に伝わると思った。パンドリさんのキャラクターを考えるにあたって2頭身に大きく顔をデフォルメすることで、一目見ただけで分かりやすく、どんなことを言いたいのか的確に伝えることが出来るようになったのではないだろうか。
よろしければ「パンドリさん」ご覧下さい。
イラストレーター
キャラクターデザイナー
プクムク/pukumuku
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