冬のお星さまの絵本
鉱物を集めたり空を眺めるのが好きです。一見どちらもつながらないように思うけど、どちらも途方も無い年月をかけて出来上がっていったものです。そんな人の力の及ばない、はてしない時間軸だから私はボーッと頭を空っぽにして眺めてリラックスしたり、星空に浮かぶ沢山の星座に思いをはせたりします。そしてずっと作りたいと思っていたのが星空の絵本でした。多摩六都科学館の世界一のギネス認定されたプラネタリウムを見に行ったり、図書館や書店へ行って星座やギリシャ神話の星の話、星の雑学などの本を読み絵本の構想を考えて作ったのが電子書籍「冬の星座」です。
多摩六都科学館や図書館で資料集め
「多摩六都科学館へ行った話」8月15日に詳しく書いたけど、多摩六都科学館へ行って世界最大級のプラネタリウム(サイエンスエッグ)世界最多の1億4000万個の星を投影されたものを見に行き星座について学んだり、図書館や書店へ通い星座や天文学のコーナーで星の歴史や明るさ大きさなど様々な資料を読み、どのような星座の絵本を作るか構想を練っていった。
冬の星座は明るい星が多く、私の好きなオリオン座や秋の大三角や秋のダイヤモンドなど魅力的な星々が沢山あって、どれを紹介しようか非常に悩みました。そこで今回も秋の星座と同じルールを設けました。
いろいろな資料を見て考えたルール
私が子供の頃、学研の科学絵本や星座絵本などを見ながらワクワクしたものです。それを思い出した時に、子供でも分かることが一番重要だと思いました。子供が読む絵本なので、親子や読み聞かせ、子供が一人で読むなどを想定して作る事にして、そのためのルールを考えました。
子供が見て分かりやすいこと
小さな子供でも読めるように漢字にはルビを振ること
子供でも分かりやすいように大きな文字にする
子供や親子で楽しめるようにかわいいキャラクターの案内役を作る
一度に全部の星座の解説をすると膨大なページになってしまうので春夏秋冬のシリーズにする。
このように子供が一人でも楽しめることを前提に絵本を作る事にした。
冬の大三角、ダイヤモンド
冬の星座絵本を作るにあたり冬の大三角や冬のダイヤモンドを紹介してさらに周囲の星座を解説していくことでした。星座の関連性が分かりやすいことが重要です。
例えば冬の大三角の1つのベテルギウスからオリオン座を紹介し、ギリシャ神話の猟師オリオンの話から関連性のあるオリオンと戦う1等星アルデバランのあるおうし座などを紹介していくことで星座と星座の関連性が深く理解出来るし、より星座に親しんでもらえると思いました。
ほかにも冬の大三角やオリオン座の見つけ方、冬の天の川の話など楽しい話を織りまぜた1冊になっています。
冬の星や果てしない宇宙に思いをはせながら絵本を読むのはいかがでしょうか。
よろしければ「冬の星座」ごらん下さい
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イラストレーター
キャラクターデザイナー
プクムク/pukumuku
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