Kindleコンテンツの品質ガイド
もともとAmazonKindleで電子書籍を出版する場合、Kindleコンテンツの品質ガイドがあり、Amazonの求めている高い品質を保つ事が電子書籍を出版する著者に求められています。品質に達していない電子書籍は品質改善のメールが著者に来る。それが先日「Amazon Kindle 電子書籍の品質に関する重要な更新について」というタイトルのメッセージが来ていた。
「品質に関するお知らせ」ラベル表示
メッセージ内容は「2016年9月20日より、現在出版されている本に品質上の問題がいくつか確認された場合、その本の詳細ページに「品質に関するお知らせ」ラベルを表示させていただきます。このお知らせは通常、修正ファイルが提出され、Amazon で修正内容が確認できた後、2営業日以内に削除されます。」というもの。
以前であれば作者本人にKindleコンテンツの品質ガイドに沿ったクオリティに達していない電子書籍に関しては修正を促すメッセージが著者に届き電子書籍のクオリティ改善のお知らせが来るのだが、購入してくれるユーザーにはクオリティの事に関しては事前には分からなかった。
Kindleコンテンツの品質ガイド
Kindleコンテンツの品質ガイドに沿ったクオリティとは誤字脱字、入力ミス、画質、サポートされていない文字、重複したテキスト、内容の一部が欠落している、読者の期待に沿わないコンテンツ(勧誘を目的としたもの、翻訳の質、Kindleストアにある他の本と区別出来ない程類似した電子書籍、短すぎる内容)など。
電子書籍を制作する著者は「Kindleコンテンツの品質ガイドライン」に適した電子書籍を制作するよう求められている。
クオリティが明確になる
2016年9月20日からは購入するユーザーの為にKindleストアの商品購入画面に「品質に関するお知らせ」のラベルが張られ、この本は「Kindleコンテンツの品質」に関するクオリティが一定の水準に達していないことが一目瞭然になる。
現状では内容の伴っていないクオリティの低い電子書籍などがあっても「品質に関するお知らせ」ラベルが張ってあるわけではないので、ユーザーはクオリティに関して確認する事が出来ません。
そういったクオリティの低い電子書籍に対し今後はユーザーも購入する前に「品質に関するお知らせ」のラベルを確認する事でクオリティが一定基準に達しているのかが分かるので、電子書籍の品質向上につながり、読者も安心して購入出来る環境になっていくのではないでしょうか。
電子書籍が読み放題のサービス日本版KindleUnlimitedも始まり、電子書籍の品質に対するクオリティも明確にされていく中で、今後も沢山の子供や親子に楽しんでもらえるようなクオリティの高い電子書籍絵本を沢山制作していこうと思いました。
イラストレーター
キャラクターデザイナー
プクムク/pukumuku
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