日本の色・栗色(くりいろ)栗梅(くりうめ)
電子書籍絵本やイラストを作るときに絵の印象を位置付けるために色彩心理に合う色を配色してきているが、日本には実に多くの色と色の名前があるので伝統色について調べてみることにした。今回は栗色(くりいろ)栗梅(くりうめ)
栗色(くりいろ)
栗色(くりいろ)は栗の皮の色のようなやや暗い黄赤色のこと。フランスにはマロン(marron)アメリカでもマルーン(maroon)という色名があるが、日本の栗色と同じ意味です。栗は日本で北海道〜本州〜九州と幅広く分布していて、縄文時代の遺跡などからも食用に利用されていた栗が出土していて、栗の実のDNA解析からすでにその頃から栗が栽培されていて、日本にとって大変なじみ深い食材である。
縄文時代から食用されていて長い歴史とともに日本にとって大変なじみ深い食材である栗。栗色もそんな長い歴史を感じながらあらためて見てみると見え方が変わってくるかもしれません。
栗梅(くりうめ)
栗梅(くりうめ)は栗色よりやや赤みのある色のことで梅の文字が入っているのは文字通りの梅からきた言葉ではなくやや赤みを帯びていることをあらわす意味で、ほかにも梅のつく色名は赤みのある色がおおい。江戸時代から染色の色名として広く使われてきた色です。江戸時代に四十八茶百鼠(しじゅうはっちゃひゃくねずみ)といって茶色と鼠色が大流行した時の色の1つ。
栗に梅。どちらも日本でなじみ深い食材、そんな親しみを込めてこの色を見てみると身近に感じますね。
イラストレーター
キャラクターデザイナー
プクムク/pukumuku
pukumuku絵本はいろんなテーマで描いています
みなさんは子供のころ読んだ絵本を覚えているでしょうか?私は子供のころに読んだ絵本から沢山の事を学びました。子供のころは何故?何?など沢山の知識欲や好奇心がいっぱいです。なぜ空は青いの?星が動くの?なんで虫は幼虫、サナギ、成虫になるの?いろんな動物の鳴き声や生き物のウンチの形、世界中のあいさつや風習、なんで?これはなに?そんな様々な何故?何?に応えてくれたり、素敵なファンタジーや空想の世界につれていってくれたのも小さな頃に読んだ絵本でした。それは私が大人になった今でも絵本から得た沢山の知恵や知識は生き続けています。そしてこれから子供達の進む先に私の絵本で、新しい世代の子供達へ知恵や知識のバトンを繋ぎたい、そんな想いで描いています。
pukumukuの絵本が世界中の子供たちの心にとどまり続ける事を願っています。
pukumukuのKindle電子書籍絵本よろしければご覧下さい。
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