日本の色・萌黄色(もえぎいろ)

日本の色・緑系の色「アイキャッチ」
スポンサーリンク

日本の色・萌黄色(もえぎいろ)萌葱色(もえぎいろ)

電子書籍絵本やイラストを作るときに絵の印象を位置付けるために色彩心理に合う色を配色してきているが、日本には実に多くの色と色の名前があるので伝統色について調べてみることにした。今回は萌黄色(もえぎいろ)萌葱色(もえぎいろ)

萌黄色(もえぎいろ)

日本の色・緑系の色「萌黄色」

萌黄色(もえぎいろ)は早春に芽吹いたばかりの草木の芽やつぼみの色のことで鮮やかな黄緑色をしている。冬の木々が枯れた山々で山肌にぽつりぽつりと萌黄色(もえぎいろ)が見え始めると早春を感じそれから数日もすれば、ぽつりぽつりと見えていた萌黄色も山一面に広がり春が到来する。

厳しい冬の寒さに耐えながら寒々しい茶色の山肌がぽつりぽつりと萌黄色で染められて春に近づいていく、そんな春の訪れを感じながらこの色を見てみるとなんだかポカポカ春の陽気まで感じられそうですね。

萌葱色(もえぎいろ)

日本の色・緑系の色「萌葱色」

萌葱色(もえぎいろ)は名前の通り葱の芽のような濃い緑色のこと。萌黄色(もえぎいろ)も萌葱色(もえぎいろ)も同じもえぎいろだが、明るい緑色を萌黄、濃い緑色を萌葱と使い分けることが多い。また萌黄色(もえぎいろ)は春の訪れの象徴として生命力や若々しさなどが連想されるが、萌葱色(もえぎいろ)は舞台など女形のお芝居の衣装などでこの色をまとっていると田舎娘などの意味を持つそうだ。

同じもえぎいろでも萌黄色(もえぎいろ)は生命力や若々しさ、萌葱色(もえぎいろ)は舞台などでは田舎娘などの意味を持つ。同じ呼び名でも印象が全く変わって面白いですね。

イラストレーター
キャラクターデザイナー
プクムク/pukumuku

pukumuku絵本はいろんなテーマで描いています

みなさんは子供のころ読んだ絵本を覚えているでしょうか?私は子供のころに読んだ絵本から沢山の事を学びました。子供のころは何故?何?など沢山の知識欲や好奇心がいっぱいです。なぜ空は青いの?星が動くの?なんで虫は幼虫、サナギ、成虫になるの?いろんな動物の鳴き声や生き物のウンチの形、世界中のあいさつや風習、なんで?これはなに?そんな様々な何故?何?に応えてくれたり、素敵なファンタジーや空想の世界につれていってくれたのも小さな頃に読んだ絵本でした。それは私が大人になった今でも絵本から得た沢山の知恵や知識は生き続けています。そしてこれから子供達の進む先に私の絵本で、新しい世代の子供達へ知恵や知識のバトンを繋ぎたい、そんな想いで描いています。

pukumukuの絵本が世界中の子供たちの心にとどまり続ける事を願っています。

pukumukuのKindle電子書籍絵本よろしければご覧下さい。
pukumukuehonpukumuku/プクムクのオリジナル電子書籍えほん

 


スポンサーリンク