日本の色・苗色(なえいろ)

日本の色・緑系の色「アイキャッチ」
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日本の色・苗色(なえいろ)草色(くさいろ)

電子書籍絵本やイラストを作るときに絵の印象を位置付けるために色彩心理に合う色を配色してきているが、日本には実に多くの色と色の名前があるので伝統色について調べてみることにした。今回は苗色(なえいろ)草色(くさいろ)

苗色(なえいろ)

日本の色・緑系の色「苗色」

苗色(なえいろ)は田んぼに植えたての稲の若い苗のような淡い黄緑色のこと。日本では古くは縄文時代の遺跡からも米や籾などが出土するくらい古くから米食の歴史があり、米は私たちにとってたいへん身近な存在です。今では都市部ではあまり米の苗を見る事も少なくなって苗色の色もあまりピンとこないかもしれませんが、昔は多くの人にとってこの苗色は大変馴染み深い夏の色だった事でしょう。実際平安時代から夏の色として苗色が使われてきました。

縄文時代より食べられてきた米、私たちにとって水田の一面を覆う米の苗の色は夏を感じなじみ深い色として映ったことでしょうね。

草色(くさいろ)

日本の色・緑系の色「草色」

草色(くさいろ)は庭や道端、野山などに茂る草をイメージした色名で青みのあるややくすんだ黄緑色のこと。苗色は今では都市部ではあまりピンとこないかもしれませんが草色は都市部でも道端や庭などいろいろな場所で見る事が出来ますね。

この色を見ると若草が成長して色も濃くなり道端に青々と茂る情景がイメージ出来ます。昔の人たちもきっと青々と生い茂る草原などをイメージしていたのかもしれませんね。

イラストレーター
キャラクターデザイナー
プクムク/pukumuku

pukumuku絵本はいろんなテーマで描いています

みなさんは子供のころ読んだ絵本を覚えているでしょうか?私は子供のころに読んだ絵本から沢山の事を学びました。子供のころは何故?何?など沢山の知識欲や好奇心がいっぱいです。なぜ空は青いの?星が動くの?なんで虫は幼虫、サナギ、成虫になるの?いろんな動物の鳴き声や生き物のウンチの形、世界中のあいさつや風習、なんで?これはなに?そんな様々な何故?何?に応えてくれたり、素敵なファンタジーや空想の世界につれていってくれたのも小さな頃に読んだ絵本でした。それは私が大人になった今でも絵本から得た沢山の知恵や知識は生き続けています。そしてこれから子供達の進む先に私の絵本で、新しい世代の子供達へ知恵や知識のバトンを繋ぎたい、そんな想いで描いています。

pukumukuの絵本が世界中の子供たちの心にとどまり続ける事を願っています。

pukumukuのKindle電子書籍絵本よろしければご覧下さい。
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