日本の色・柳色(やなぎいろ)

日本の色・緑系の色「アイキャッチ」
スポンサーリンク

日本の色・柳色(やなぎいろ)裏葉色(うらはいろ)

電子書籍絵本やイラストを作るときに絵の印象を位置付けるために色彩心理に合う色を配色してきているが、日本には実に多くの色と色の名前があるので伝統色について調べてみることにした。今回は柳色(やなぎいろ)裏葉色(うらはいろ)

柳色(やなぎいろ)

日本の色・緑系の色「柳色」

柳色(やなぎいろ)は春先に風にそよぐ柳の葉っぱのようなややくすんだような黄緑色のこと。柳は水分の多い土壌を好みよく根を張る事から昔から水害を防ぐために河川や池のほとりなどに多く植えられ日本では昔からなじみの深い植物で、怪談話や時代劇などでしだれ柳がよく登場している。また小説などでも柳色の表現がたびたび使われている。他にも柳の枝には解熱鎮痛作用があり昔から歯痛の薬として、爪楊枝の原料などとして使われていました。

今ではあまり柳色の色名を使う機会も少ないですが、昔から日本でなじみ深い柳。江戸時代の風にそよぐ柳の情景とともに川辺に柳色の柳の葉が情景描写として色彩と共に思い浮かべるとより深い印象の色になりますね。

裏葉色(うらはいろ)

日本の色・緑系の色「裏葉色」

裏葉色(うらはいろ)はその名前の通り葉っぱの裏の色のようなやや白っぽい緑色のこと。いろいろな植物の葉っぱの裏の色を指すこともあれば、柳の葉っぱの裏をさすこともあります。この色は白っぽく上品で爽やかな印象の色なので着物の色などに現代でも使われています。この色名も現代ではあまり使う機会がありませんが、昔は柔らかく爽やかな緑色として大変有名な色の1つでした。

あまり目を向けることの少ない葉っぱの裏の色を色名にして、しかも昔はこの緑色が上品で柔らかく爽やかな色の代表的な色だったなんて素敵ですね。

イラストレーター
キャラクターデザイナー
プクムク/pukumuku

pukumuku絵本はいろんなテーマで描いています

みなさんは子供のころ読んだ絵本を覚えているでしょうか?私は子供のころに読んだ絵本から沢山の事を学びました。子供のころは何故?何?など沢山の知識欲や好奇心がいっぱいです。なぜ空は青いの?星が動くの?なんで虫は幼虫、サナギ、成虫になるの?いろんな動物の鳴き声や生き物のウンチの形、世界中のあいさつや風習、なんで?これはなに?そんな様々な何故?何?に応えてくれたり、素敵なファンタジーや空想の世界につれていってくれたのも小さな頃に読んだ絵本でした。それは私が大人になった今でも絵本から得た沢山の知恵や知識は生き続けています。そしてこれから子供達の進む先に私の絵本で、新しい世代の子供達へ知恵や知識のバトンを繋ぎたい、そんな想いで描いています。

pukumukuの絵本が世界中の子供たちの心にとどまり続ける事を願っています。

pukumukuのKindle電子書籍絵本よろしければご覧下さい。
pukumukuehonpukumuku/プクムクのオリジナル電子書籍えほん


スポンサーリンク