極地研究所へ行く

極地研究所へ行く「アイキャッチ」
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南極・北極を感じる施設。

電子書籍絵本で冬や寒い場所、地域などのテーマを考えていたら、興味深い施設を見つけた。それが国立極地研究所、南極・北極科学館。南極や北極でどんな観測や研究を行なっているのかを紹介している施設。絵本を作る資料にと早速行ってみることにした。

立川駅から徒歩25分くらい。

国立極地研究所、南極・北極科学館へは立川駅北口からイケア方面に歩いて25分ほど。最寄駅は多摩モノレールで高松駅下車徒歩6〜8分ほど。立川バスでは北口2番のりば大山団地方面行きー立川学術プラザ下車で徒歩5分くらい。時間があれば昭和記念公園を散策がてら国立極地研究所、南極・北極科学館へ向かうと楽しそうだ。

国立極地研究所 南極・北極科学館

開館時間・毎週火曜日 〜 土曜日 10:00 〜 17:00(最終入館16:30)
休館日・日曜日、月曜日、祝日、年末年始、その他臨時休館

所在地・東京都立川市緑町10-3

入場無料

極地研究所へ行く「案内」

多摩モノレールで高松駅で降りて5分ほどで国立極地研究所、南極・北極科学館の案内が見えてきた。

極地研究所へ行く「外観」

国立極地研究所、南極・北極科学館外観。

極地研究所へ行く「入口案内」

国立極地研究所、南極・北極科学館入口。

極地研究所へ行く「注意事項」

館内に入ると注意事項のパネルがある。オーロラシアター以外は写真撮影可とのこと。

極地研究所へ行く「南極大陸の地図」

入り口の床には南極大陸の大きな地図。昭和基地や各国の基地、南極の山脈など見ていて楽しい。

極地研究所へ行く「ミュージアムショップ」

入り口正面にはミュージアムショップがあり南極、北極などをテーマとしたポストカード、ペーパークラフト、ストラップ、書籍。他にはアニメ「宇宙よりも遠い場所」とコラボしたTシャツなどグッズが販売されている。

極地研究所へ行く「入口」

展示室入り口。パンフレットを見ると展示室は体験コーナー、北極、生物、オーロラ、南極・北極ジオラマ、大気・氷、こちら昭和基地(ライブ映像)、岩石・隕石、雪上車と歴史、TACHIHIオーロラシアター、カテゴリごとにブースが分かれている。

極地研究所へ行く「極寒の生物」

生物ブース。ここでは極寒の生物の紹介や生態などを知ることができる。ペンギン、アザラシなど極寒の生き物の紹介のほか、海氷の下にはアイスアルジーと呼ばれる藻の仲間やオキアミ類などが生息。また陸上で生息するコケ類、地衣類などの植物、クマムシなどの生物が陸上の厳しい環境の中に生息しているそうだ。

極地研究所へ行く「南極の鉱物」

岩石・隕石ブース。南極では火星起源、月起源、など数多くの隕石が発見され、その数は世界中で見つかっている隕石の77パーセントを南極隕石が占めるそうだ。日本の昭和基地の南極観測隊によって多くの隕石や岩石などの鉱物が採取され、これらの隕石や岩石から地球の環境変化や南極のこれまでの変動を知ることができる。コランダムや柘榴石などがあり鉱物好きには嬉しい展示。顕微鏡で美しい劈開部を観察することもできる。

極地研究所へ行く「雪上車」

雪上車・歴史ブース。KD604という大型雪上車が展示されている。この雪上車は機械遺産に認定されているそう。1956年第一次南極観測隊は宗谷という砕氷船で南極に向かい1957年1月29日に南極大陸のリュツォホルム湾東岸にあるオングル島に上陸、そして付近一帯を昭和基地と呼び、以降日本の南極観測の歴史が始まったそうだ。

極地研究所へ行く「雪上車の中」

雪上車KD604の内部。小さなコンロ、調理器具、ベッド、無線機などがある。

極地研究所へ行く「昭和基地模型」

こちら昭和基地のブース。昭和基地のライブ映像がみられるそうだが、今回は残念ながら故障中。昭和基地のジオラマ。昭和基地は現在建物60棟以上、衛星電話や床暖房などの設備の整った個室や風呂、水洗トイレなどが完備されている。

極地研究所へ行く「南極の氷」

体験コーナー。ここでは昭和基地で実際に着用している極寒仕様の衣類を着てみるコーナーや南極の氷を触ってみるコーナーがある。極寒仕様の衣類はスキー、スノーボードウェア上下のダウンをさらに増したような厚手のずっしりしたモコモコした防寒ウェア。南極の氷は気泡が沢山入っていてひんやりザラザラした手触りだった。

極地研究所へ行く「樺太犬モニュメント」

国立極地研究所、南極・北極科学館の外には樺太犬(カラフトけん)のブロンズ像がある。これは東京タワーの入り口に設置されていたものを移設したものだそう。

入場無料の施設なのに非常に見応えがあり2時間くらいじっくり見た。絵本に何か活かせたらいいな。国立極地研究所、南極・北極科学館は定期的にイベントなどもあるようなのでまた見に来よう。

イラストレーター
キャラクターデザイナー
プクムク/pukumuku


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