うれしい誕生日イラストを作る方法 | pukumukuのイラスト探検隊

誕生日にイラストをプレゼント

仕事柄、誕生日にイラストを贈ることが多いです。そんなときいつも考えるのは、ただ自分の好きな絵を描いてプレゼントすることではなく、相手が何を描いたら喜んでもらえるか想像すること。まずイラストを贈る相手が何が好きかを沢山書き出してみましょう。

相手のよろこぶ顔を想像する

イラストをプレゼントとして贈る相手が親しい、恋人、夫婦であれば、どんなイラストが喜ばれるのか分かりやすいでしょう。でも、例えば犬が好きな友人でも、好きな色などは分かっても、どんな犬の仕草が好きなのか、絵のサイズ、お部屋に合うよう基調となる部屋の色など、普段接していてもなかなか分からないかもしれません。そういった細かい部分が分かると相手に喜ばれるプレゼントイラストに近づきます。

分からない時は誕生花や誕生石などからヒントを得る
また、仕事の得意先に渡すなど、相手の喜ばれる要素のあまり分からない、あるいは要素が少ない相手には誕生石や誕生花などからヒントを得て絵を描くのもいいでしょう。額縁なども部屋の色や基調とされているカラーが分からない場合、奇をてらった色ではなく、どのような部屋にでも合う白やベージュなどナチュラルな色が良いと思います。

要素が決まったらイラストを描く

「今回のイラストで大事なポイント」

犬が好き。

ボストンテリアが好き。

１月生まれ。

好きな色は青。

お部屋は白が基調なのでそれに合うナチュラルな額縁、大きさは30センチ前後。という感じで、だいたいの要素を確定し、実際にイラストを描いていく行程。

用途にあった画材を選ぶ

今回はダンボールに描いていくので、パステル、オイルパステル、ゲルマーカー、クレヨン、色鉛筆などダンボールに色が載りやすい画材を選んでゆく、ゲルマーカーは細かいデティールを描くのにお気に入りです。

犬のイラストを描き上げる

配色を考える

プレゼントする相手の好きな色が青だったので、犬の首輪には青をチョイス。ただ青で描くのではなく、ベースに白を置いたり、色々な彩度や明度の青を乗せて深みのある色に仕上げていく、また青を引き立たせるために、青の補色である黄色を所々に使うと青が強調されるので青がきれいに見えます。

フィキサチーフで顔料を定着させる

フィキサチーフとは

フィキサチーフとはイラストが完成した時に鉛筆やパステルなどの顔料がはがれないように保護、定着させる液体です。スプレータイプと液体のタイプがあります。

ムラが出ないように注意

スプレーでフィキサチーフを吹きかける時は、イラストにムラが出て汚れないよう、最初にイラスト以外の場所に吹きかけてスプレーの状態を確認します。イラストに吹きかける時は30~40センチ離して均等に薄く吹き掛けるといいでしょう。

フィキサチーフは火気厳禁なので、容器に書いてある注意事項を読んでから使用しましょう。

誕生石選び

誕生石を埋め込む

誕生日にイラストをプレゼントする時、オパール、サファイアなど誕生石を埋め込んでプレゼントするようにしている。誕生石が埋まっていたら誕生日として明確な意味を持ち、贈られた相手も絵を見るたび、その意味を思い出してもらえる。もし自分でも同じようなプレゼントをもらったら嬉しいと思う。

宝石ルースを使う

イラストに埋め込む誕生石は宝石ルースを使う。宝石ルースとはアクセサリーなどを作る時に使うカットした裸石の事、これらの宝石を台座やペンダントなどに入れる事で装飾品で使われるアクセサリーになる。宝石ルースはアクセサリーを作る材料が売っているお店などでも購入できます。サファイアやルビーなど誕生石の種類やカットによっては高い宝石もあるけど、安いものなら数百円から買えるので、お手頃な誕生石のルースを探すといいでしょう。誕生石以外にも石の言葉や意味からその人にふさわしい宝石があれば、それを使うのもいいでしょう。

こんなアイテムでも良い

誕生花の押し花とか、キラキラさせたいのであればスワロフスキー、ゴージャスにしたいなら金箔、一緒の思い出を連想させる品、贈るイラストにほんの少し何か添えたいと思うものがあれば、そういったアイテムを添えると喜ばれると思います。

石を埋める

ガーネットを埋める

１月の誕生石なのでガーネットを選んだ。宝石ルースの置く位置はイラストが出来上がった時点で一番最適な場所を吟味して置くと良いでしょう。犬の首輪が青なので位置は首輪の位置にしてみました。赤いガーネットと青のコントラストが角度によってキラキラしてきれい。

誕生石の意味を知る

ガーネットの石の意味は努力した結果が実る象徴の石とされている。そういう意味もふまえてお誕生日の相手にプレゼントすると、いいかもしれませんね。

専用の接着剤を使う

石を埋める時にただの接着剤では接着が弱いので、貴和製作所などアクセサリーを作る店などに売っている石を接着する専用の接着剤があるので、それを使います。またダンボールは紙なので、石以外に紙や布などにも使えるか説明を読んでから購入するといいでしょう。専用の接着剤を使うことでしっかり固定することが出来ます。