日本の色・蜜柑色(みかんいろ)

日本の色・黄・茶系の色「アイキャッチ」
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日本の色・蜜柑色(みかんいろ)柿色(かきいろ)

電子書籍絵本やイラストを作るときに絵の印象を位置付けるために色彩心理に合う色を配色してきているが、日本には実に多くの色と色の名前があるので伝統色について調べてみることにした。今回は蜜柑色(みかんいろ)柿色(かきいろ)

蜜柑色(みかんいろ)

日本の色・黄・茶系の色「蜜柑色」

蜜柑色(みかんいろ)は蜜柑の実の皮を思わせる黄赤系の色のことです。蜜柑の歴史はとても古く1200年前ほど前から日本でも栽培されていたと言われていて、非常になじみのある果実なので、この蜜柑色(みかんいろ)も日本人にとってなじみ深い色でしょう。黄赤系の色は色彩心理でも喜びに満ちた温かみのある色です。

蜜柑色の鮮やかな黄赤系の色からもきっと昔から喜びや前向きな気分になるなど元気をもらえる色だったのでしょうね。

柿色(かきいろ)

日本の色・黄・茶系の色「柿色」

柿色(かきいろ)は柿の実のような鮮やかな黄赤色のことです。柿の名の付く色名はいくつかあり、この柿の実のような鮮やかな黄赤色。熟した柿の実のような鮮やかな赤みの強い黄赤色。柿渋で染めた柿渋色。

また江戸時代には美しい赤い色が印象的な柿右衛門の陶器が人気を博すが、当時このような赤い色を陶磁器で実現するのは非常に困難なもので大変な苦労の末にたどり着いた色で江戸初期においてはとても価値のある色だったそうです。

江戸時代、困難を極めた末に実現した美しい赤い色の陶磁器、そこに盛りつけられた食べ物はきっと当時の人にとってまばゆいばかりのものだったのかもしれませんね。

イラストレーター
キャラクターデザイナー
プクムク/pukumuku

pukumuku絵本はいろんなテーマで描いています

みなさんは子供のころ読んだ絵本を覚えているでしょうか?私は子供のころに読んだ絵本から沢山の事を学びました。子供のころは何故?何?など沢山の知識欲や好奇心がいっぱいです。なぜ空は青いの?星が動くの?なんで虫は幼虫、サナギ、成虫になるの?いろんな動物の鳴き声や生き物のウンチの形、世界中のあいさつや風習、なんで?これはなに?そんな様々な何故?何?に応えてくれたり、素敵なファンタジーや空想の世界につれていってくれたのも小さな頃に読んだ絵本でした。それは私が大人になった今でも絵本から得た沢山の知恵や知識は生き続けています。そしてこれから子供達の進む先に私の絵本で、新しい世代の子供達へ知恵や知識のバトンを繋ぎたい、そんな想いで描いています。

pukumukuの絵本が世界中の子供たちの心にとどまり続ける事を願っています。

pukumukuのKindle電子書籍絵本よろしければご覧下さい。
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