日本の色・若竹色(わかたけいろ)

日本の色・緑系の色「アイキャッチ」
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日本の色・若竹色(わかたけいろ)青竹色(あおたけいろ)老竹色(おいたけいろ)

電子書籍絵本やイラストを作るときに絵の印象を位置付けるために色彩心理に合う色を配色してきているが、日本には実に多くの色と色の名前があるので伝統色について調べてみることにした。今回は若竹色(わかたけいろ)青竹色(あおたけいろ)老竹色(おいたけいろ)

若竹色(わかたけいろ)

日本の色・緑系の色「若竹色」

若竹色(わかたけいろ)は春になり土の中から竹の子が顔を出しさらに伸びて竹になったばかりのまだみずみずしい爽やかな緑色の竹の色のこと。

肌寒さの残る春先にニョキニョキと地中から伸びはじめた若い竹。そんな生まれたばかりの若竹を想像しながらこの色を見てみると若々しさや新鮮さを伴った緑色を感じることが出来ますね。

青竹色(あおたけいろ)

日本の色・緑系の色「青竹色」

青竹色(あおたけいろ)は若竹よりさらに大きく力強く成長した青みの強い緑色の竹のこと。

若竹色も青竹色も化学染料が発達し多用されるようになってきた大正時代以降に使われるようになった比較的新しい色名です。

若竹からさらに大きく力強く成長した青みの強い緑色。大きく伸びた成長の過程を想像すると、この色はとても力強い緑色に見えてきますね。

老竹色(おいたけいろ)

日本の色・緑系の色「老竹色」

老竹色(おいたけいろ)は青竹からさらに成長し幹の色は時の経過とともに力強い青々しい緑色や光沢感が失われしだいにくすんだ色になる。そのような少し暗めのくすんだ緑色が老竹色。

竹の寿命は100年以上とも言われます。そんな若竹から青竹、老竹に至る長い時間の経過を想像しながらこの色を見てみるととても重みのある緑色を感じることができますね。

イラストレーター
キャラクターデザイナー
プクムク/pukumuku

pukumuku絵本はいろんなテーマで描いています

みなさんは子供のころ読んだ絵本を覚えているでしょうか?私は子供のころに読んだ絵本から沢山の事を学びました。子供のころは何故?何?など沢山の知識欲や好奇心がいっぱいです。なぜ空は青いの?星が動くの?なんで虫は幼虫、サナギ、成虫になるの?いろんな動物の鳴き声や生き物のウンチの形、世界中のあいさつや風習、なんで?これはなに?そんな様々な何故?何?に応えてくれたり、素敵なファンタジーや空想の世界につれていってくれたのも小さな頃に読んだ絵本でした。それは私が大人になった今でも絵本から得た沢山の知恵や知識は生き続けています。そしてこれから子供達の進む先に私の絵本で、新しい世代の子供達へ知恵や知識のバトンを繋ぎたい、そんな想いで描いています。

pukumukuの絵本が世界中の子供たちの心にとどまり続ける事を願っています。

pukumukuのKindle電子書籍絵本よろしければご覧下さい。
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