日本の色・弁柄色(べんがらいろ)

日本の色・黄・茶系の色「アイキャッチ」
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日本の色・弁柄色(べんがらいろ)代赭色(たいしゃいろ)

電子書籍絵本やイラストを作るときに絵の印象を位置付けるために色彩心理に合う色を配色してきているが、日本には実に多くの色と色の名前があるので伝統色について調べてみることにした。今回は弁柄色(べんがらいろ)代赭色(たいしゃいろ)

弁柄色(べんがらいろ)

日本の色・黄・茶系の色「弁柄色」

弁柄色(べんがらいろ)弁柄は紅殻とも書きます。土の中にある鉄分が酸化して赤くなった土、赤土のような濃い茶褐色の色の事で、世界中で赤土は古く使用されていてアルタミラやラスコー壁画など旧石器時代には赤土を使って絵を描かれていたり、信仰の対象等にこの色が使われていたりと大変長い歴史のある色です。赤土は日本各地でも産出するが、質の良い赤土を江戸時代にインドのベンガル地方から輸入していて有名だった事から地名を当て字にしてベンガラとなった。太陽の光で変色することもなく耐熱にも優れることなどから日本では壁や瓦や器や着物など様々なものに弁柄色が使用され大流行しました。

旧石器時代から使われていた最古の色。そんな長い歴史を感じながらこの色を想うとまた趣がありますね。

代赭色(たいしゃいろ)

日本の色・黄・茶系の色「代赭色」

代赭色(たいしゃいろ)も弁柄色同様に赤土の色の事で、中国山東省の代県で産出することから代県でとれる赤土(赤土は別の呼び方で赭と呼ぶ)ことから代赭色と名前がつきました。弁柄色よりも少し明るい茶褐色の色でこの色も壁や瓦や器や着物など様々なものに使用されてきました。

この色も長い歴史のある色です。そんな長い歴史を感じながら代赭色を想うとまた趣がありますね。

イラストレーター
キャラクターデザイナー
プクムク/pukumuku

pukumuku絵本はいろんなテーマで描いています

みなさんは子供のころ読んだ絵本を覚えているでしょうか?私は子供のころに読んだ絵本から沢山の事を学びました。子供のころは何故?何?など沢山の知識欲や好奇心がいっぱいです。なぜ空は青いの?星が動くの?なんで虫は幼虫、サナギ、成虫になるの?いろんな動物の鳴き声や生き物のウンチの形、世界中のあいさつや風習、なんで?これはなに?そんな様々な何故?何?に応えてくれたり、素敵なファンタジーや空想の世界につれていってくれたのも小さな頃に読んだ絵本でした。それは私が大人になった今でも絵本から得た沢山の知恵や知識は生き続けています。そしてこれから子供達の進む先に私の絵本で、新しい世代の子供達へ知恵や知識のバトンを繋ぎたい、そんな想いで描いています。

pukumukuの絵本が世界中の子供たちの心にとどまり続ける事を願っています。

pukumukuのKindle電子書籍絵本よろしければご覧下さい。
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