日本の色・梔子色(くちなしいろ)

日本の色・黄・茶系の色「アイキャッチ」
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日本の色・梔子色(くちなしいろ)小麦色(こむぎいろ)

電子書籍絵本やイラストを作るときに絵の印象を位置付けるために色彩心理に合う色を配色してきているが、日本には実に多くの色と色の名前があるので伝統色について調べてみることにした。今回は梔子色(くちなしいろ)小麦色(こむぎいろ)

梔子色(くちなしいろ)

日本の色・黄・茶系の色「梔子色」

梔子色・支子色(くちなしいろ)は本州西部から四国、九州など温かい地方に自生する樹木で初夏になると白い花を咲かせ、秋になると橙色の綺麗な実をつけます。梔子色の鮮やかな黄色は華やかな色で中国でも古代周王朝(紀元前1046年頃〜紀元前256年)以前より使用されてきた長い歴史のある色です。

日本でこの梔子色をよく目にするのは栗きんとんや沢庵の着色料として使われているので、あぁあの色かと思うことでしょう。江戸時代でもこの梔子色でご飯に黄色い色をつけた「黄めし」というのが当時の静岡県あたりで名物になっていたそうだ。

梔子色の鮮やかな黄色から食欲をそそる栗きんとんや沢庵など食べ物を思い浮かべると、より鮮やかな黄色を感じることができますね。

小麦色(こむぎいろ)

日本の色・黄・茶系の色「小麦色」

柔らかいやや赤身を帯びた小麦色。健康的で日に焼けた美しい肌色を想像する人も多いでしょう。この色はもともと日本の伝統色にあったわけではなく、近現代の文学などで日焼けした健康的な肌色を形容する表現として使われていったものが次第に定着していったのが始まりだそうです。

文学と小麦色。想像力を働かせてこの色をイメージするとさんさんと降る注ぐ太陽や夏の情景が文字とともに浮かびそうですね、

イラストレーター
キャラクターデザイナー
プクムク/pukumuku

pukumuku絵本はいろんなテーマで描いています

みなさんは子供のころ読んだ絵本を覚えているでしょうか?私は子供のころに読んだ絵本から沢山の事を学びました。子供のころは何故?何?など沢山の知識欲や好奇心がいっぱいです。なぜ空は青いの?星が動くの?なんで虫は幼虫、サナギ、成虫になるの?いろんな動物の鳴き声や生き物のウンチの形、世界中のあいさつや風習、なんで?これはなに?そんな様々な何故?何?に応えてくれたり、素敵なファンタジーや空想の世界につれていってくれたのも小さな頃に読んだ絵本でした。それは私が大人になった今でも絵本から得た沢山の知恵や知識は生き続けています。そしてこれから子供達の進む先に私の絵本で、新しい世代の子供達へ知恵や知識のバトンを繋ぎたい、そんな想いで描いています。

pukumukuの絵本が世界中の子供たちの心にとどまり続ける事を願っています。

pukumukuのKindle電子書籍絵本よろしければご覧下さい。
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