日本の色・茜色(あかねいろ)

日本の色赤系「アイキャッチ」
スポンサーリンク

日本の色・茜色(あかねいろ)・東雲色/曙色(しののめいろ/あけぼのいろ)

電子書籍絵本やイラストを作るときに絵の印象を位置付けるために色彩心理に合う色を配色してきているが、日本には実に多くの色と色の名前があるので伝統色について調べてみることにした。今回は茜色(あかねいろ)・東雲色/曙色(しののめいろ/あけぼのいろ)

茜色(あかねいろ)日本の色赤系6「茜色」

茜色(あかねいろ)は昔は赤根とも書かれていて、茜色の染色の原料となる日本茜は日本の山や野などに自生する多年の蔓草で名前の通り根が赤く、その赤い根が茜色の原料になるのです。

茜色は日本ではとても古くから使われていて、万葉集にも 額田王(ぬかたのおおきみ)の歌「 あかねさす、紫野行き、標野(しめの)行き、野守は見ずや、君が袖振る」の歌などは茜色を帯びた紫の草の野が情景が今にも色とともに浮かんでくるようです。

ほかにも茜色は沢山の歌や句があるので色とともに景色を思い浮かべても楽しいですね。

東雲色/曙色(しののめいろ/あけぼのいろ)日本の色赤系6「東雲色・曙色」

東雲(しののめ)とは朝になり日が昇ってくる頃の東の空のこと、曙とは夜が明けて薄暗い色のこと。東雲色/曙色(しののめいろ/あけぼのいろ)はどちらも同じ色として表される。

夜明けの呼び方の順番としては夜が明けてきてぼんやりと色が変わる様を暁(あかつき)そのあと次第に空が白んでくる様を東雲(しののめ)そして明るさが増していよいよ太陽が昇ってくる直前までを曙(あけぼの)と読んでいました。そんな朝の移ろい行く風景と色を想像しながら茜色(あかねいろ)・東雲色/曙色(しののめいろ/あけぼのいろ)を思ってみるのも素敵ですね。

イラストレーター
キャラクターデザイナー
プクムク/pukumuku

pukumuku絵本はいろんなテーマで描いています

みなさんは子供のころ読んだ絵本を覚えているでしょうか?私は子供のころに読んだ絵本から沢山の事を学びました。子供のころは何故?何?など沢山の知識欲や好奇心がいっぱいです。なぜ空は青いの?星が動くの?なんで虫は幼虫、サナギ、成虫になるの?いろんな動物の鳴き声や生き物のウンチの形、世界中のあいさつや風習、なんで?これはなに?そんな様々な何故?何?に応えてくれたり、素敵なファンタジーや空想の世界につれていってくれたのも小さな頃に読んだ絵本でした。それは私が大人になった今でも絵本から得た沢山の知恵や知識は生き続けています。そしてこれから子供達の進む先に私の絵本で、新しい世代の子供達へ知恵や知識のバトンを繋ぎたい、そんな想いで描いています。

pukumukuの絵本が世界中の子供たちの心にとどまり続ける事を願っています。

pukumukuのKindle電子書籍絵本よろしければご覧下さい。
pukumukuehonpukumuku/プクムクのオリジナル電子書籍えほん


スポンサーリンク