日本の色・珊瑚色(さんごいろ)

日本の色赤系「アイキャッチ」
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日本の色・珊瑚色(さんごいろ)朱鷺色(ときいろ)

電子書籍絵本やイラストを作るときに絵の印象を位置付けるために色彩心理に合う色を配色してきているが、日本には実に多くの色と色の名前があるので伝統色について調べてみることにした。今回は珊瑚色(さんごいろ)朱鷺色(ときいろ)

珊瑚色(さんごいろ)

日本の色赤系「珊瑚色」

珊瑚と言えば日本ではアクセサリーなどに使われるような赤が綺麗な珊瑚を思い浮かべるが、珊瑚色(さんごいろ)やや黄色みの強い赤で、唐時代の中国から伝わった珊瑚の色を表しているそうだ。日本と違って欧州などでは珊瑚色(さんごいろ)のような黄色みのある淡いいろの珊瑚がコーラルレッドと呼ばれ、アクセサリーとして重宝されているそうだ。

長い道のりをたどって中国から日本に伝わる過程などを想像しながらこの珊瑚色(さんごいろ)をあらためて見るとまた違った見え方がします。

朱鷺色(ときいろ)

日本の色赤系「朱鷺色」

トキといえば学名ニッポニアニッポン、日本の鳥として古くから万葉集などにも歌を見ることができます。トキと言われて姿を思い浮かべると白い羽に赤い顔、黒いくちばし、この朱鷺色(ときいろ)のようなピンクはどこにあるのかというとトキが飛び立ち翼を広げている時の羽の色が薄いピンク色をしているところからきています。

2003年には日本の時は絶滅していまいましたが、江戸時代は田んぼや山間部などいたるところにトキが羽ばたいていました。当時はトキは一般的な鳥なので朱鷺色(ときいろ)といえばこの色が誰にでも通じ、和装の色としても流行の色でしたが、トキが絶滅して、朱鷺色(ときいろ)の色を思い浮かべられる人も少なくなっていくかもしれませんね。

江戸時代大空を羽ばたくトキを思い浮かべながら朱鷺色(ときいろ)に思いを馳せてみたいですね。

イラストレーター
キャラクターデザイナー
プクムク/pukumuku

pukumuku絵本はいろんなテーマで描いています

みなさんは子供のころ読んだ絵本を覚えているでしょうか?私は子供のころに読んだ絵本から沢山の事を学びました。子供のころは何故?何?など沢山の知識欲や好奇心がいっぱいです。なぜ空は青いの?星が動くの?なんで虫は幼虫、サナギ、成虫になるの?いろんな動物の鳴き声や生き物のウンチの形、世界中のあいさつや風習、なんで?これはなに?そんな様々な何故?何?に応えてくれたり、素敵なファンタジーや空想の世界につれていってくれたのも小さな頃に読んだ絵本でした。それは私が大人になった今でも絵本から得た沢山の知恵や知識は生き続けています。そしてこれから子供達の進む先に私の絵本で、新しい世代の子供達へ知恵や知識のバトンを繋ぎたい、そんな想いで描いています。

pukumukuの絵本が世界中の子供たちの心にとどまり続ける事を願っています。

pukumukuのKindle電子書籍絵本よろしければご覧下さい。
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