日本の色・苔色(こけいろ)

日本の色・緑系の色「アイキャッチ」
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日本の色・苔色(こけいろ)鶯色(うぐいすいろ)

電子書籍絵本やイラストを作るときに絵の印象を位置付けるために色彩心理に合う色を配色してきているが、日本には実に多くの色と色の名前があるので伝統色について調べてみることにした。今回は苔色(こけいろ)鶯色(うぐいすいろ)

苔色(こけいろ)

日本の色・緑系の色「苔色」

苔色(こけいろ)は地表や岩の上などで成長する苔植物をイメージした色名のことでややくすんだ黄緑色をしている。岩の上や老木が苔むしているさまは長い時間や歴史、侘び寂びといったものを感じさせてくれる。苔は日本では古くから盆栽や日本庭園などでよく使われ京都にある西芳寺(さいほうじ)では一面苔で覆われた庭園が有名で特別名勝の1つとなっている。

この苔色を見ると長い時を経て岩の上や老木が苔むしているさまを想像出来ます。苔をイメージしながらこの苔色を改めて見てみると大変味わい深い色に見えてきますね。

鶯色(うぐいすいろ)

日本の色・緑系の色「鶯色」

鶯色(うぐいすいろ)は早春を告げるようにホーホケキョとさえずり、日本全国に生息しているスズメ目ウグイス科の鳥であるウグイスの羽の色をイメージした色名でくすんだ黄緑色をしている。このウグイスは昔から春を告げる鳥として別名「春告鳥(はるつげどり)とも呼ばれ早春の象徴とされている。

日本では昔から和歌や俳句、音楽などの題材などで使われるなど身近な存在だった鶯。改めて鶯色を見ると今にも早春のやや肌寒い空気感やホーホケキョのさえずりが聞こえてきそうですね。

イラストレーター
キャラクターデザイナー
プクムク/pukumuku

pukumuku絵本はいろんなテーマで描いています

みなさんは子供のころ読んだ絵本を覚えているでしょうか?私は子供のころに読んだ絵本から沢山の事を学びました。子供のころは何故?何?など沢山の知識欲や好奇心がいっぱいです。なぜ空は青いの?星が動くの?なんで虫は幼虫、サナギ、成虫になるの?いろんな動物の鳴き声や生き物のウンチの形、世界中のあいさつや風習、なんで?これはなに?そんな様々な何故?何?に応えてくれたり、素敵なファンタジーや空想の世界につれていってくれたのも小さな頃に読んだ絵本でした。それは私が大人になった今でも絵本から得た沢山の知恵や知識は生き続けています。そしてこれから子供達の進む先に私の絵本で、新しい世代の子供達へ知恵や知識のバトンを繋ぎたい、そんな想いで描いています。

pukumukuの絵本が世界中の子供たちの心にとどまり続ける事を願っています。

pukumukuのKindle電子書籍絵本よろしければご覧下さい。
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