日本の色・常磐緑(ときわみどり)千歳緑(ちとせみどり)
電子書籍絵本やイラストを作るときに絵の印象を位置付けるために色彩心理に合う色を配色してきているが、日本には実に多くの色と色の名前があるので伝統色について調べてみることにした。今回は常磐緑(ときわみどり)千歳緑(ちとせみどり)
常磐緑(ときわみどり)
常磐緑(ときわみどり)は松や杉、ひのきなど1年中葉の色が緑色の木、常緑樹を常磐木(ときわぎ)といい、その緑色の葉の色をあらわす色名で、鮮やかな緑色が特徴。常磐緑が特に印象深く見えるのは冬で、常緑樹は年中葉が緑色だが、松の葉など真冬の厳しい寒さでも鮮やかな緑色の葉を茂らせる様は昔から長寿や健康の象徴とされ正月飾りには新しい神様をお迎えするために門松などを飾ります。
1年中緑色の葉を茂らせる常磐木(ときわぎ)真冬の寒さの中に鮮やかに映る常磐緑(ときわみどり)の緑色は美しく見えることでしょうね。
千歳緑(ちとせみどり)
千歳緑(ちとせみどり、せんざいみどり)は松の葉は1年中緑色の葉を絶やさず茂らせ続けることから、千歳、つまり松の葉のように未来永劫色が褪せないという思いを込めてつけられた縁起の良い色名で黄みの強いやや暗みのある緑色のことです。
未来永劫色が褪せないという思いを込めてつけられた縁起の良い色名。そう思うとハレの日や何かを始めたいと思う日などにこの色を使ってみたいものですね。
イラストレーター
キャラクターデザイナー
プクムク/pukumuku
pukumuku絵本はいろんなテーマで描いています
みなさんは子供のころ読んだ絵本を覚えているでしょうか?私は子供のころに読んだ絵本から沢山の事を学びました。子供のころは何故?何?など沢山の知識欲や好奇心がいっぱいです。なぜ空は青いの?星が動くの?なんで虫は幼虫、サナギ、成虫になるの?いろんな動物の鳴き声や生き物のウンチの形、世界中のあいさつや風習、なんで?これはなに?そんな様々な何故?何?に応えてくれたり、素敵なファンタジーや空想の世界につれていってくれたのも小さな頃に読んだ絵本でした。それは私が大人になった今でも絵本から得た沢山の知恵や知識は生き続けています。そしてこれから子供達の進む先に私の絵本で、新しい世代の子供達へ知恵や知識のバトンを繋ぎたい、そんな想いで描いています。
pukumukuの絵本が世界中の子供たちの心にとどまり続ける事を願っています。
pukumukuのKindle電子書籍絵本よろしければご覧下さい。
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