富士山に登る2

富士山に登る2「アイキャッチ」
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深夜。富士山頂上へ。

20時には寝袋で横になったがあまり眠れなかった。23時くらいから部屋のあちこちでガサゴソと防寒着を着たりヘッドライトを装着したり、食事をする人など起き出してくる人が増えてきた。眠っている人は3分の1くらい。私もフリースやレインウェアを着込みヘッドライトを装着したりパッキングするなど準備を始める。深夜1時に山小屋のスタッフが部屋にやってきて大声で山頂でご来光を見るかたは1時30分までに白雲荘を出発すると間に合います。とアナウンスしていった。

富士山に登る2「出発」

白雲荘を出てびっくり。人であふれかえっている。弾丸登山らしき疲労でふらふらになりながら歩く人、ツアーで来たであろう点呼を取る集団などいろんな人がいる。登山者のヘッドライトであたりがまぶしい。夏とは思えないくらい肌寒い。いよいよ山頂へ、気分が高まってくる。

1時30分白雲荘出発。初めてのナイトハイク。真っ暗な中ヘッドライトの光を頼りに歩くので岩場や石段につまずかないようストックをつきながら慎重に歩く。

富士山に登る2「元祖室」

白雲荘から10分くらいで3250メートル地点の八合目、山小屋、元祖室到着。まだ人もそれほど多くない。

富士山に登る2「トモエ館」

元祖室から30分ほどで本八合目のトモエ館到着。ここまでの道中、エマージェンシーシートに包まってる人や体調悪そうにうずくまってる人が何人かいた。高山病だろうか。

富士山に登る2「御来光館」

トモエ館から30分ほどで吉田ルート最後の山小屋、御来光館に到着。このあたりは人が多く渋滞している。

富士山に登る2「鳥居」

深夜3時、暗闇の中に鳥居が見えて来た。このあたりは道幅が狭く岩場になっていて、山頂へ誘導するスタッフが要所要所にいて、拡声器で歩くのに自信がない人や遅い人、ツアーなど団体は左側、個人や早く動ける人などは右側を歩くよう誘導している。

富士山に登る2「白みはじめ」

3時45分、9合目。空が少し明るくなってきた。

富士山に登る2「久須志神社」

4時、山頂直下の鳥居。もうすぐ山頂だ。

富士山に登る2「久須志神社」

最後の険しい石段を登り、頂上の久須志神社に到着。

富士山に登る2「久須志神社」

久須志神社前の石段にはご来光を待つ人達が腰掛けている。

富士山に登る2「久須志神社」

久須志神社では御朱印やお守りなどを見る人でいっぱいだ。

富士山に登る2「ヘッドライト」

眼下には点々と明かりが動いている。この明かりは街の明かりではなく富士山頂上を目指す登山者のヘッドライトの明かり。

富士山に登る2「ご来光」

少しずつ空が明るくなってくる、最前列でご来光を待つことにする。

歩いている時はそうでもなかったが、ご来光を待つため立ち止まっていると底冷えして指先が冷たく感覚がなくなってきた、吐く息も真っ白。ダウンを着込む人やエマージェンシーシートに包まってる人もいる。真夏とは思えない冬のように寒い。

富士山に登る2「ご来光」

ご来光を待つ人達。みんな寒そう。

富士山に登る2「ご来光」

刻一刻と空が明るくなる。

富士山に登る2「ご来光を待つ」

うしろを振り返るとご来光を待つ人達が次第に増えてきている。

本日の富士山の日の出時刻である4時42分が近づくとカメラをセットする人が前列にどっと押し寄せる。

富士山に登る2「ご来光」

日の出時刻。少しずつ太陽が顔を出す。

富士山に登る2「ご来光」

ご来光。雲の合間から太陽が輝き始めるとあたりで歓声が上がりカメラやスマホのシャッター音が鳴り響く。君が代斉唱する老人の集団なんかもいた。また、しばらくすると白装束の一行が六根清浄と大きな声で唱えながら登ってきた。富士講の人達だろうか。
調べたら六根というのは、仏教用語で眼(視覚)耳(聴覚)鼻(嗅覚)舌(味覚)身(触覚)意(意識)のことで、それらの感覚を修験者達が修行、鍛錬することで清らかにすることらしい。どっこいしょ、ヨッコイショの語源になったとも言われる。

富士山に登る2「ご来光」

眼下には頂上にたどり着く途中で日の出の時刻になりその場でご来光を拝む人達の大渋滞が延々と続いている。

富士山に登る2「ご来光」

山頂最前列のご来光スポットは身動き取れないくらいの人。

富士山に登る2「朝食」

日の出を見たあとは白雲荘で受け取った朝食を山頂の石段で食べる。ここで持ってきた銀マットの座布団を敷く。これがないと地面が冷たく食事どころではなかった。

富士山に登る2「売店」

久須志神社のすぐ近くには売店、土産物屋が集まっている。うどんや豚汁など温かい食べ物を求め行列が出来ている。

富士山に登る2「自販機」

富士山頂上の自販機。コーヒー、ココア、お茶、ポタージュ、400円。カルピスウォーター、ミツヤサイダー500円。高い。でも山頂まで運ぶ事を考えたら仕方ないね。いよいよ富士山山頂のお鉢巡り、急坂の馬の背を登り最高峰3776メートル剣ヶ峰を目指す。ずっと気掛かりだった高山病の症状は全く無い。よかった。

富士山に登る3に続く

イラストレーター
キャラクターデザイナー
プクムク/pukumuku


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