絵本やイラストに使えそうな写真を撮りにいく
連休も終わり、天気もいいのでイラストや絵本の資料用に自然の写真を撮ろうと思い、以前アプリで購入した山と高原地図のアプリでいろいろ眺めていたら、ユガテという変わった地名が、調べてみたら数軒の農家と畑のあり隠れ里のような桃源郷などと書かれている。ちょっと気になったのと駅からアクセスしやすそうだったので行ってみる事にした。
散策コース選び
ユガテに行って帰るだけだと40分くらいで到着してしまうので、絵本の資料が撮影できるような数時間歩けるルートを考えてみた。
東吾野駅ー福徳寺ーユガテーエビガ坂ー十二曲がりー越上山(おがみやま)ー諏訪神社ー顔振峠(かあぶりとうげ)ー吾野駅というコースにした。
3時間〜3時間30分くらいの行程。
東吾野から歩く
東吾野駅は小さな駅で簡易改札機と外にトイレがある。駅から歩いて福徳寺へ向かう。空が青くて歩いていて気持ちがいい。
福徳寺
駅から10分で福徳寺に到着。武蔵野観音霊場30番だそう。
塩カル置き場
歩いていると道路の脇にこのような塩カル置き場というのをよく見かける。冬は雪などで道路が凍結するのだろうね。
熊注意
歩道からやっと登山道へ、入口には熊注意!目撃情報あり!の標識が、念のために熊鈴とかラジオなんかがあるといいね。
ユガテの森へ
しばらく歩くとユガテ、鎌北湖への標識がある。
木漏れ日
登山道を歩いていると木漏れ日がキラキラしていて気持ちいいね
ユガテ(湯ヶ手)
山道を登っていくと突然視界が開けてのどかな畑があらわれる。ユガテ到着。山上の桃源郷と呼ばれる数件の農家のある集落だ。今は青々草木が見えるが春は花が咲き乱れまさしく桃源郷のようになるそうだ。今度は4月くらいに行ってみようかな。
ユガテ
ユガテでしばらく写真などを撮影して更に進む。
山と高原地図
道が3つに分岐していたので、ここで山と高原地図のアプリを立ち上げた。アプリ内課金なので、登りたい山のある地域の地図を購入すれば良い。今回は奥武蔵・秩父の地図。実際に分岐する場所付近ででアプリを開くとGPSで現在位置情報と方角も分かるので紙の地図よりも分かりやすい。ただバッテリーの消費を考えて予備のバッテリーがあったほうが良い。今回は数時間の山歩きなのだがテント泊など縦走する場合はアプリだけではなく紙の山と高原地図は用意した方が良い。
吾野、顔振峠方面
いたるところに標識があるので迷わなくていいね
十二曲がり
このあたりが十二曲がりらしい、山道に木の根が露出して歩きにくそうだ
木の根と岩が露出してきて斜面も急になってきた。
十二曲がりを登りきると山頂は木を伐採した後で視界が開けている
眺めがいいし、気温もちょうど良く、風が心地よい
十二曲がりの山頂からしばらく歩くと諏訪神社と越上山(おがみやま)の分岐がある。越上山までは歩いて10分くらいで山頂に到着。木々が茂っていて山頂からの視界はあまり良くない。越上山(おがみやま)は拝み山から付いた地名だそうで、昔は雨乞い信仰の山だったそうだ。
越上山の三角点
越上山の三角点
越上山分岐から10分くらい歩くと諏訪神社に到着。青々とした緑に囲まれた神社で、越上山の阿寺集落の鎮守だそう。
顔振峠
諏訪神社から顔振峠へは歩きやすい整備された山道を歩いて15分くらい。茶屋が数件営業している。
顔振峠の碑
顔振峠。かおぶりじゃなくて、(かあぶりとうげ)と呼ぶそうだ。地元の人はこおぶりとかかはぶりなどと呼ぶこともある。
石碑には平安時代に源義経が京落ちで奥州へ逃れるとき、あまりに素晴らしい絶景が広がるので何度も振り返って景色を見たそうだ、また、お供にいた武蔵坊弁慶が急坂に顔を振りながら登った等がこの顔振峠の地名の由来になっているそうだ。
顔振峠の茶屋
せっかく顔振峠に来たので茶屋でのんびりすることにした。歩いたあとのコーラは旨い。
平日なのでお客さんが誰もいないので、のんびり窓から景色を眺める。
顔振峠から吾野駅へ
顔振峠からの景色を堪能したら吾野駅へ向かう。顔振峠から吾野駅へはだいたい50分くらい。
平日昼間で人も少なく静かな山歩きで楽しかった。電子書籍絵本やイラスト用の写真も沢山撮れたので何かに使えるといいな。
山と高原地図を見るとこの辺りは軽く山歩きするのにちょうどいい場所が沢山あるので、また別のルートを考えて歩いてみようかな
イラストレーター
キャラクターデザイナー
プクムク/pukumuku
スポンサーリンク