日本の色・杜若色(かきつばたいろ)

日本の色・紫系の色「アイキャッチ」
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日本の色・杜若色(かきつばたいろ)菫色(すみれいろ)

電子書籍絵本やイラストを作るときに絵の印象を位置付けるために色彩心理に合う色を配色してきているが、日本には実に多くの色と色の名前があるので伝統色について調べてみることにした。今回は杜若色(かきつばたいろ)菫色(すみれいろ)

杜若色(かきつばたいろ)

日本の色・紫系の色「杜若色」

杜若色(かきつばたいろ)は5月から6月にかけて咲くアヤメ科の植物のことで、そのカキツバタの花の色と似せた色で青みの強い鮮やかな紫色の色名。この花は日本で古くから親しまれていて尾形光琳の燕子花図屏風などの作品や伊勢物語で在原業平がカキツバタについて詠んだ歌なども有名です。

古くから日本人に親しまれてきたカキツバタ。5月、6月の新緑の季節に青みの強い鮮やかな紫色は人々の目に印象的に映り、素晴らしい美術作品や詠に昇華されていったのでしょうね。

菫色(すみれいろ)

日本の色・紫系の色「菫色」

菫色(すみれいろ)は春になると野山や道端などで小さな花を咲かせる植物で、私たちに鮮やかな青みがかった紫色で春の到来を知らせてくれる。そのスミレの花をイメージした鮮やかな紫色のこと。この色は古くから使われていた色名ですが、大流行したのは明治時代で若い女性の間でこの色が好まれていました。また当時の作家たちなどが星や菫に恋愛などの感情を添えて歌った詩歌を残しそれらの文学を星菫派(せいきんは)などと呼ばれていました。

明治時代。当時の星菫派(せいきんは)の作家たちの恋愛などの感情を添えて歌った詩歌も相まって菫色は若い女性に支持されて流行していったのですね。

イラストレーター
キャラクターデザイナー
プクムク/pukumuku

pukumuku絵本はいろんなテーマで描いています

みなさんは子供のころ読んだ絵本を覚えているでしょうか?私は子供のころに読んだ絵本から沢山の事を学びました。子供のころは何故?何?など沢山の知識欲や好奇心がいっぱいです。なぜ空は青いの?星が動くの?なんで虫は幼虫、サナギ、成虫になるの?いろんな動物の鳴き声や生き物のウンチの形、世界中のあいさつや風習、なんで?これはなに?そんな様々な何故?何?に応えてくれたり、素敵なファンタジーや空想の世界につれていってくれたのも小さな頃に読んだ絵本でした。それは私が大人になった今でも絵本から得た沢山の知恵や知識は生き続けています。そしてこれから子供達の進む先に私の絵本で、新しい世代の子供達へ知恵や知識のバトンを繋ぎたい、そんな想いで描いています。

pukumukuの絵本が世界中の子供たちの心にとどまり続ける事を願っています。

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