日本の色・土器色(かわらけいろ)

日本の色・黄・茶系の色「アイキャッチ」
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日本の色・土器色(かわらけいろ)煉瓦色(れんがいろ)

電子書籍絵本やイラストを作るときに絵の印象を位置付けるために色彩心理に合う色を配色してきているが、日本には実に多くの色と色の名前があるので伝統色について調べてみることにした。今回は土器色(かわらけいろ)煉瓦色(れんがいろ)

土器色(かわらけいろ)

日本の色・黄・茶系の色「土器色」

土器色(かわらけいろ)は土器のような黄赤色のことで、陶器の原料になる赤茶色の陶土を茶碗、壷、皿などに成形してうわぐすりを掛けて焼くと陶器だが、うわぐすりを掛けないで焼いたものが土器です。現在売られている陶器でも茶碗や皿など高台の部分にはうわぐすりが掛かっていない事が多いので土器色を見る事ができます。この土器色という名称が使われたのは鎌倉時代〜戦国時代の間だと言われているが、この色の名称が使われる以前から陶器など生活の身近なところでこの色を親しみをもって感じていたのではないでしょうか。そう思うと土器色も親しみ深い色に思えてきますね。

煉瓦色(れんがいろ)

日本の色・黄・茶系の色「煉瓦色」

煉瓦色(れんがいろ)はその名の通り赤い煉瓦ブロックのようなやや赤黒い茶色の事で明治時代以降に作られた比較的新しい色名です。この色がよく使われるようになったのは近代建築で煉瓦を使った建物が数多く造られるようになった明治時代以降の事で、当時は文明開化の象徴として数多くの煉瓦建築が作られ同時に煉瓦色は当時の日本人にとって新しい時代を象徴するワクワクする色として流行したそうです。文明開化や新しい時代を象徴などの当時のことをイメージしながらこの煉瓦色を思うと心が踊るような気持ちになりそうな色ですね。

イラストレーター
キャラクターデザイナー
プクムク/pukumuku

pukumuku絵本はいろんなテーマで描いています

みなさんは子供のころ読んだ絵本を覚えているでしょうか?私は子供のころに読んだ絵本から沢山の事を学びました。子供のころは何故?何?など沢山の知識欲や好奇心がいっぱいです。なぜ空は青いの?星が動くの?なんで虫は幼虫、サナギ、成虫になるの?いろんな動物の鳴き声や生き物のウンチの形、世界中のあいさつや風習、なんで?これはなに?そんな様々な何故?何?に応えてくれたり、素敵なファンタジーや空想の世界につれていってくれたのも小さな頃に読んだ絵本でした。それは私が大人になった今でも絵本から得た沢山の知恵や知識は生き続けています。そしてこれから子供達の進む先に私の絵本で、新しい世代の子供達へ知恵や知識のバトンを繋ぎたい、そんな想いで描いています。

pukumukuの絵本が世界中の子供たちの心にとどまり続ける事を願っています。

pukumukuのKindle電子書籍絵本よろしければご覧下さい。
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