日本の色・桔梗色(ききょういろ)

日本の色・紫系の色「アイキャッチ」
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日本の色・桔梗色(ききょういろ)竜胆色(りんどういろ)

電子書籍絵本やイラストを作るときに絵の印象を位置付けるために色彩心理に合う色を配色してきているが、日本には実に多くの色と色の名前があるので伝統色について調べてみることにした。今回は桔梗色(ききょういろ)竜胆色(りんどういろ)

桔梗色(ききょういろ)

日本の色・紫系の色「桔梗色」

桔梗色(ききょういろ)は夏から秋にかけて花を咲かせる桔梗の花の色のような濃い青紫色の色名。七草といえば1月7日に無病息災を願って食べる七草粥が有名ですが、秋にも七草があり、秋の七草は七草粥のように食べて無病息災を願うのではなく、鑑賞して楽しむもので、万葉集でも秋の七草について歌われています。秋の七草は萩(はぎ)尾花(おばな)葛(くず)撫子(なでしこ)女郎花(おみなえし)藤袴(ふじばかま)そして桔梗(ききょう)も秋の七草の1つです。

秋の七草の1つである桔梗。美しい青紫色と桔梗の色名。きっと昔の人にとってなじみ深い紫色なのでしょうね。

竜胆色(りんどういろ)

日本の色・紫系の色「竜胆色」

竜胆色(りんどういろ)はりんどうの花の色のようなやや明るい青紫色のことで桔梗と同様、秋に咲く花としては昔からポピュラーな花として人々から親しまれていました。この色の色名は古くから使われていて平安時代では着物の重ねにこの色がよく用いられてきました。日本には紫色の色名が数多くありますが春夏秋冬を通して身近な花や植物から色名が付けられていることが多いです。

秋に咲く花としては昔から親しまれている竜胆。昔から親しまれているだけあって庶民の間では馴染み深い色だったのかもしれませんね。

イラストレーター
キャラクターデザイナー
プクムク/pukumuku

pukumuku絵本はいろんなテーマで描いています

みなさんは子供のころ読んだ絵本を覚えているでしょうか?私は子供のころに読んだ絵本から沢山の事を学びました。子供のころは何故?何?など沢山の知識欲や好奇心がいっぱいです。なぜ空は青いの?星が動くの?なんで虫は幼虫、サナギ、成虫になるの?いろんな動物の鳴き声や生き物のウンチの形、世界中のあいさつや風習、なんで?これはなに?そんな様々な何故?何?に応えてくれたり、素敵なファンタジーや空想の世界につれていってくれたのも小さな頃に読んだ絵本でした。それは私が大人になった今でも絵本から得た沢山の知恵や知識は生き続けています。そしてこれから子供達の進む先に私の絵本で、新しい世代の子供達へ知恵や知識のバトンを繋ぎたい、そんな想いで描いています。

pukumukuの絵本が世界中の子供たちの心にとどまり続ける事を願っています。

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