日本の色・青磁色(せいじいろ)

日本の色・緑系の色「アイキャッチ」
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日本の色・青磁色(せいじいろ)白緑(びゃくろく)

電子書籍絵本やイラストを作るときに絵の印象を位置付けるために色彩心理に合う色を配色してきているが、日本には実に多くの色と色の名前があるので伝統色について調べてみることにした。今回は青磁色(せいじいろ)白緑(びゃくろく)

青磁色(せいじいろ)

日本の色・緑系の色「青磁色」

青磁色(せいじいろ)は紀元前14世紀の中国で発達した陶磁器である青磁のような明るく柔らかい雰囲気のある緑色のことで、中国では青磁の色が翡翠に近い色から多くの人にこの陶磁器が好まれ翡翠により近い色合いの青磁の陶磁器は貴族の間で宝石のように大切にされた。青磁が日本の文献に見ることが出来る一番古い記述が11世紀頃のことで、鎌倉時代になると茶の湯の流行とともに青磁の茶碗が数多く見られる。以降高級品として青磁は現代でも多くの器に用いられている。

茶の湯の流行とともに日本でも青磁の器が広まり、現代でも高級な陶磁器として扱われている青磁。そう思ってみると青磁の緑色も高貴な色に見えてきますね。

白緑(びゃくろく)

日本の色・緑系の色「白緑」

白緑(びゃくろく)は岩絵の具の緑青でも同じ成分でも乳鉢で細かい粒子になるほど緑色から白っぽい緑色になってくる。その白味の帯びた緑色のことを白緑という。神社仏閣の彩色にも使われていたそうです。

神社仏閣の彩色にも使われていた白緑。確かに他の色と組合わせによっては華やかな印象になりますね。

イラストレーター
キャラクターデザイナー
プクムク/pukumuku

pukumuku絵本はいろんなテーマで描いています

みなさんは子供のころ読んだ絵本を覚えているでしょうか?私は子供のころに読んだ絵本から沢山の事を学びました。子供のころは何故?何?など沢山の知識欲や好奇心がいっぱいです。なぜ空は青いの?星が動くの?なんで虫は幼虫、サナギ、成虫になるの?いろんな動物の鳴き声や生き物のウンチの形、世界中のあいさつや風習、なんで?これはなに?そんな様々な何故?何?に応えてくれたり、素敵なファンタジーや空想の世界につれていってくれたのも小さな頃に読んだ絵本でした。それは私が大人になった今でも絵本から得た沢山の知恵や知識は生き続けています。そしてこれから子供達の進む先に私の絵本で、新しい世代の子供達へ知恵や知識のバトンを繋ぎたい、そんな想いで描いています。

pukumukuの絵本が世界中の子供たちの心にとどまり続ける事を願っています。

pukumukuのKindle電子書籍絵本よろしければご覧下さい。
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