日本の色・山吹色(やまぶきいろ)

日本の色・黄・茶系の色「アイキャッチ」
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日本の色・山吹色(やまぶきいろ)

電子書籍絵本やイラストを作るときに絵の印象を位置付けるために色彩心理に合う色を配色してきているが、日本には実に多くの色と色の名前があるので伝統色について調べてみることにした。今回は山吹色(やまぶきいろ)

山吹色(やまぶきいろ)

日本の色・黄・茶系の色「山吹色」

山吹色(やまぶきいろ)は庭園や野山等に華やかで黄色い花が印象的なバラ科ヤマブキ属の植物で、ヤマブキの花のような赤黄を指す色のことです。山吹色の歴史は古く日本では平安時代からこの色が使われていて、山吹色を使った重色目も「花山吹」、「裏山吹」、「山吹匂」、「青山吹」などなどとても種類が多く、昔からこの山吹色が多くの人々に親しまれてきた事が想像出来ます。他にも源氏物語で「八重山吹の咲き乱れたる盛りに露かかれる」、古今和歌集で「山吹の花色衣ぬしや誰問へどこたへず口なしにして」紫式部日記で「山吹の御衣」などなど山吹や山吹色を使い文学、和歌、詩などで情景、叙情を描写したものが数多くあります。

重ね色目や文学や和歌など様々な場所で山吹が使われていて、黄色い小さな可愛らしい花が印象的な山吹という植物が、昔から多くの人に親しまれてきた事を想いながらこの色を見ると改めて深いイメージを抱く事ができますね。

イラストレーター
キャラクターデザイナー
プクムク/pukumuku

pukumuku絵本はいろんなテーマで描いています

みなさんは子供のころ読んだ絵本を覚えているでしょうか?私は子供のころに読んだ絵本から沢山の事を学びました。子供のころは何故?何?など沢山の知識欲や好奇心がいっぱいです。なぜ空は青いの?星が動くの?なんで虫は幼虫、サナギ、成虫になるの?いろんな動物の鳴き声や生き物のウンチの形、世界中のあいさつや風習、なんで?これはなに?そんな様々な何故?何?に応えてくれたり、素敵なファンタジーや空想の世界につれていってくれたのも小さな頃に読んだ絵本でした。それは私が大人になった今でも絵本から得た沢山の知恵や知識は生き続けています。そしてこれから子供達の進む先に私の絵本で、新しい世代の子供達へ知恵や知識のバトンを繋ぎたい、そんな想いで描いています。

pukumukuの絵本が世界中の子供たちの心にとどまり続ける事を願っています。

pukumukuのKindle電子書籍絵本よろしければご覧下さい。
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