イラストの色について(ピンクの色彩)

イラストの色についてピンク
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桃色(ピンク)について

イラストやキャラクターの完成度を高めるために第一にすること。それは色を考える事。どんな素敵なイラストでも色が伴っていなければ魅力が減ってしまう。色選びに関しても何気なく色を考えれば良いのではなく、そのイラストやキャラクターのテーマを考え、それに沿った色を色彩心理などを参考にし、なぜその色を選んで描くのかを明確にする事で論理的で説得力のある絵を描く事が出来るのだ。そのためには漠然と色を配色するのではなく、なぜこの色にしたのか考える習慣をつける事が重要。今回は桃色(ピンク)について調べてみようと思う。

ピンク、桃色の色彩心理についての説明画像

桃色(ピンク)で第一に思い浮かぶものは女性的で柔らかくふんわりした印象。実際デザインでもピンクは女性向けのサイトや雑誌、パッケージデザインなどで多用されている色です。イラストやキャラクター作りの際にも柔らかく優しい雰囲気を作りたいときなどに効果を発揮するかもしれません。しかしピンクは濃度が濃くなると妖艶でエロティックな印象もあるので、配色に関してどんなイメージにしたいのかよく考えてから桃色(ピンク)を使うと良いかもしれません。

女性ホルモンを分泌

桃色(ピンク)を使うときには女性的な印象なので恋愛や幸せ感などキュートな女性らしさを打ち出すと良いでしょう。実際にピンク色は女性ホルモンを分泌を助ける事により幸せ感とともに心と身体のバランスを整える効果があります。イラストやキャラクターにこの色を使う時もこのような効果を考えて配色すると良いかもしれません。ただし使いすぎると幼稚で子供っぽい印象であったり、色が主張しすぎて全体的にうるさい印象になりまねません。配色の際には色の面積比に関しても慎重に検討すると良いでしょう。

色の持つポジティブとネガティブ

色にはポジティブとネガティブなイメージがあり、イラストを描く時、効果的に使えば良い面を引き出す事になる。桃色(ピンク)は柔らかいふんわりした印象から女性的でやさしい印象を抱かせる色だ、しかし色の濃度や面積比によっては幼すぎた印象が強くなってしまい、幼稚で子供っぽい、あるいは弱々しい印象を植え付ける。したがってこの桃色(ピンク)は今どんな印象になっているのか、常に考えていく事を心掛けると良い。桃色(ピンク)は色の濃度(トーン)にも気を配ることでも様々な印象になるので意図した通りの配色はどの濃度(トーン)の桃色(ピンク)なのかよく考える事。

桃色(ピンク)のポジティブなイメージの例
女性的、やわらかい、やさしい、かわいい、愛、安心、若さ、しあわせ

桃色(ピンク)のネガティブなイメージの例
幼稚、子供っぽい、幼い、弱い、不安、エロチック

桃色(ピンク)は女性的な幸せ感いっぱいの印象を与えるが、使い方を間違えると幼い、子供っぽい印象になる。桃色(ピンク)の意味するポジティブ、ネガティブには様々なイメージがあるので調べてみるといいでしょう。イラストやキャラクターを描くときは、桃色(ピンク)の意図したイメージをまず考える。あるいは桃色(ピンク)は他の有彩色と合わせる事で高級感や荘厳な雰囲気など様々な印象を持たせる事が出来る。桃色(ピンク)を配色し最終的に意図したイメージにどのように近づけるのか考える事でイラストやキャラクターのクオリティを高める事に繋がる。

イラストレーター
キャラクターデザイナー
プクムク/pukumuku


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