ルッコラの種をまいてイラストを描く
先日、二十日大根(ラディッシュ)を収穫して天ぷらにして食べたので、今度はルッコラを植える事にしよう。ルッコラはサラダにしてもいいし、小麦粉を練ってルッコラのピザにしても美味しそうだ。でもなにより楽しいのは作る過程。種をまいて芽が出て、毎日水をやったり害虫が出ないように予防したり、そんな作業が収穫の喜びになる。
ルッコラのイラスト作り
ルッコラの種を植える前にルッコラのイラストを作る。やはりただ種をプランターに植えるよりもイラストが一緒に添えてあったほうが毎日植物の成長を見守ってくれているようで楽しい。
ダンボールに描く
今回もダンボールとオイルパステルでイラストを描く事にする。2つのルッコラのキャラクター「ルッコラさん」を制作する。
用意するもの
オイルパステル
ダンボールに描くかすれたようなオイルパステルの風合いが大好きなので使っている。いつも仕事ではパソコンを使ってイラストを描いているので、手描きはいつもと違って新鮮に描ける。ほかにもクレヨンや色鉛筆なども場合よっては一緒に使う。
ダンボール
ダンボールはどんな素材でもいいが厚い質感のダンボールが好み。化粧品などが入っている頑丈なダンボールがオススメ。ドラッグストアーや百貨店などで店員さんに尋ねてダンボールをいくつか分けて頂く。
ゲルマーカー
ハイライトや濃い印影を付ける時に役立つ。目の輝きなどに白のゲルマーカーを使うとキラキラした白が印象深くなってキャラクターの魅力が増す。
フィキサチーフ
描いたイラストの顔料を定着するために使う。
ダンボールを切り抜く
まずダンボールを何となくルッコラの葉のような形にしていく、あまり明確な形にすると詰まらなくなってしまうので、その時々臨機応変に描けるようにあいまいに切り抜いておくと良い。
ダンボールに下塗り
ルッコラのクネクネした葉の形をイメージしながら下塗りをしていく。下塗りなので、あまり濃い色で塗らず何層にも色を重ねる事で深い色合いにしていく事を心掛ける。
色を重ねていく
ルッコラの葉の重なりや光りの加減をイメージして印影に合わせた色を載せていく。いきなり濃い色を乗せず、色を重ねる事で濃淡を出していく。
ルッコラの顔を描く
ルッコラの下絵が完成したら、目や鼻など顔のパーツを描きキャラクターぽくしていく。ルッコラ?なんだかワカメのようにもなってしまったが、まぁ可愛いので良しとしよう。かわいい双子の「ルッコラさん」の出来上がり。
フィキサチーフで色を定着させる
ルッコラさんもそのまま手で触るとオイルパステルの顔料が手についてしまう、そこでフィキサチーフを掛ける事で顔料を定着させていく。フィキサチーフを吹きかける事によりルッコラさんのキャラクターの発色も綺麗になり、顔料も定着する。
竹串を刺していく
フィキサチーフが完全に乾いてから、ルッコラさんをプランターに立てやすいように竹串を刺していく。少し竹串が長いのでペンチで適当な長さに切りそろえていく。
ルッコラさんの完成
ルッコラさんの完成!フィキサチーフのおかげで色も鮮やかになり、竹串でプランターに立てやすくなった。
ルッコラさんとプランター
ルッコラの種をプランターに等間隔に撒いて、種の袋に書いてある通り3mm程土をかぶせて水をたっぷりあげた。最後にルッコラさんのキャラクターをプランターに一緒に添えて完成です。
スクスク育ちますように!
イラストレーター
キャラクターデザイナー
プクムク/pukumuku
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