植えた二十日大根が食べ頃になってきた
4月に植えた二十日大根(ラディッシュ)もだいぶ成長して根が太くなってきた。そろそろ食べごろになってきたので収穫して食卓に並べてみよう。お気軽なベランダで家庭菜園なので形はまばらだし、すが入って割れていてお世辞にも形が整って商品になるような二十日大根ではないけれども、自分で手間ひま掛けて育てたって言うだけでスーパーや八百屋さんで買う野菜よりも愛おしく思える。
4月12日の記事:二十日大根とイラストレーション
種をまいたのが4月12日だから食べるまでに約2ヶ月掛かった事になる。これじゃ二十日大根じゃなく六十日大根だね。
二十日大根さん
二十日大根を植える時に作った二十日大根さんのキャラクター。ただプランターに二十日大根の種が植えてあるよりもイラストが一緒にプランターにあると毎日ベランダに出て水やりするのも気分的に楽しくなる。
二十日大根の収穫で役目は終了したけど、かわいいイラストなので額装してしばらく部屋に飾っておこう。
種をまいて2日
種をまいて2日目で小さな芽が出てきた。二十日大根さんのキャラクターも温かく見守っている。まだまだ芽が出てきていない種もあり、1週間から10日くらい掛けて続々と芽吹いてきた。すくすく育って食卓を彩ってくれますように。
種をまいて3週間
途中で芽の間隔が狭いところを間引きしながら3週間でだいぶ成長してきた。
ここでホームセンターで買ってきた病害虫予防のスプレーを掛ける。このスプレーはリンゴ酢から作った商品なので口に入るような野菜類でも安全みたい。去年、二十日大根を植えた時には青虫が何匹か発生して葉を食い荒らされたので、今回は念のために予防スプレーを噴霧しておいた。
種をまいて40日経過
葉がだいぶ生い茂ってきた。二十日大根さんのキャラクターも隠れるようになってスクスク育った証拠。二十日大根さんも嬉しそうだ。病害虫予防のスプレーおかげかコバエが少し飛んでいるくらいで、青虫に葉を食い荒らされるような被害は全くない。青々した美しい葉を茂らせている。
根の部分は日を追うごとに太くなってきた。この写真を撮影してから20日後に全ての二十日大根の根が太くなったので収穫する事に。
二十日大根を抜いてみると以外と根が長くて食べ出があると思った。何の料理にしようかな。
収穫した二十日大根
収穫した二十日大根はすぐに泥を洗い流し、葉と根に分けてカットした。今回植えた二十日大根は紅白はつか大根という品種。その名の通り新鮮でみずみずしく綺麗な紅白の色をしている。
いろいろ考えた結果。今回は二十日大根の根っこは天ぷらを作る事にした。
二十日大根の葉っぱ
水で泥などを洗い流すと鮮やかな緑色が映えてくる。病害虫予防のスプレーのおかげで今年はアブラムシや青虫などの被害も無く美味しく頂けそうだ。
葉の部分新鮮そのものなのでサラダと味噌汁に入れる事にした。サラダに入れた二十日大根の葉はシャキシャキしてとっても美味しい。ただ育ちすぎた大きな葉は少し舌にチクチク当たるような固い食感だった。
二十日大根の天ぷら
最初に小麦粉と二十日大根をビニールに入れてよく振る。こうすると二十日大根全体にまんべんなく小麦粉が付着して衣が均等に付くようになる。
次に衣作り。卵、小麦粉、重曹(ベーキングパウダー)水を入れて軽く混ぜ合わせて、適度に粘度のあるドロッとした衣を作る。サラダ油を鍋で熱して70~180℃の油で揚げます。
こうして出来上がった二十日大根の天ぷらは麺つゆ、大根おろし、ショウガを入れた天つゆ。あとは自宅にあったシチリア岩塩シーズニングの2種類で食べてみた。
天つゆの方は大根おろしと絡まってさっぱりした味わいで美味しい。岩塩の方は二十日大根の甘味が口いっぱいに広がって美味しい。
やはり自分で種から時間をかけて育てる野菜はおいしい。
次は何を育てようかな。
イラストレーター
キャラクターデザイナー
プクムク/pukumuku
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