日本の色・萱草色(かんぞういろ)

日本の色・黄・茶系の色「アイキャッチ」
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日本の色・萱草色(かんぞういろ)柑子色(こうじいろ)

電子書籍絵本やイラストを作るときに絵の印象を位置付けるために色彩心理に合う色を配色してきているが、日本には実に多くの色と色の名前があるので伝統色について調べてみることにした。今回は萱草色(かんぞういろ)柑子色(こうじいろ)

萱草色(かんぞういろ)

日本の色・黄・茶系の色「萱草色」

萱草色(かんぞういろ)とは赤黄色の鮮やかな萱草の花のこと。萱草とは7〜8月、夏の野原や山などでやや明るい黄赤色の花を咲かせるユリ科の多年草の植物のことで、夏の季語の植物でもあります。萱草は別名「忘れ草(わすれぐさ)」とも呼ばれ、万葉集などでは「忘れ草 垣も繁みに 植えたれど 醜(しこ)の醜草(しこくさ)なほ恋ひにけり」と悲しいことや忘れたいことなどがあるときの心境の歌として詠まれています。

こうした自然の色で明るい赤黄色は憂鬱な人の心を忘れさせる効果で人々を癒していたのかもしれませんね。

柑子色(こうじいろ)

日本の色・黄・茶系の色「柑子色」

柑子とは蜜柑科の植物ことでその実をさす明るい赤黄色のこと。なかなか聞き慣れない柑子だが、とても古くから日本で栽培されていた品種で8世紀には日本ですでに栽培されていたと言われている。皮が非常に薄いのが特徴で別名薄皮蜜柑ともよばれている。

古くから日本で栽培されていた柑子。柑子色も蜜柑とともに長い年月をかけて親しまれてきた色なのかもしれませんね

イラストレーター
キャラクターデザイナー
プクムク/pukumuku

pukumuku絵本はいろんなテーマで描いています

みなさんは子供のころ読んだ絵本を覚えているでしょうか?私は子供のころに読んだ絵本から沢山の事を学びました。子供のころは何故?何?など沢山の知識欲や好奇心がいっぱいです。なぜ空は青いの?星が動くの?なんで虫は幼虫、サナギ、成虫になるの?いろんな動物の鳴き声や生き物のウンチの形、世界中のあいさつや風習、なんで?これはなに?そんな様々な何故?何?に応えてくれたり、素敵なファンタジーや空想の世界につれていってくれたのも小さな頃に読んだ絵本でした。それは私が大人になった今でも絵本から得た沢山の知恵や知識は生き続けています。そしてこれから子供達の進む先に私の絵本で、新しい世代の子供達へ知恵や知識のバトンを繋ぎたい、そんな想いで描いています。

pukumukuの絵本が世界中の子供たちの心にとどまり続ける事を願っています。

pukumukuのKindle電子書籍絵本よろしければご覧下さい。
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