日本の色・躑躅色(つつじいろ)

日本の色赤系「アイキャッチ」
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日本の色・躑躅色(つつじいろ)桃色(ももいろ)

電子書籍絵本やイラストを作るときに絵の印象を位置付けるために色彩心理に合う色を配色してきているが、日本には実に多くの色と色の名前があるので伝統色について調べてみることにした。今回は躑躅色(つつじいろ)桃色(ももいろ)

躑躅色(つつじいろ)

日本の色赤系「躑躅色」

躑躅の花のような華やかで鮮やかな赤紫色をした躑躅色(つつじいろ)。4月から5月にかけてラッパのような形の花を咲かせます。躑躅は春の季語としてもつかわれ万葉集以降の様々な歌に詠まれたり、着物の重色目などでもたびたび躑躅色が使われ、長い歴史があり親しみのある色です。

万葉集などで歌われていた躑躅はこの色のように鮮やかな赤紫色をした躑躅色ではなく、少しくすんだ赤紫色で、山躑躅の花の色をイメージした色だったようです。

4月から5月。新緑の山奥に自生する山躑躅の赤紫色の躑躅の花の色をイメージすると華やかさだけでなく力強い生命力も感じる事が出来そうですね。

桃色(ももいろ)

日本の色赤系「桃色」

桃の花のように桜色よりやや濃い赤色をした桃色(ももいろ)。文学や映画などでは桃色はたびたびエロティックな表現に使われる事がおおかったが、桃色の赤みを帯びた色は桃の節句など女性の成長を願うイメージや、健康的な色のイメージで江戸時代では女性に好まれ肌着や着物の裏地などでよく使われていました。

桃の花のようにやや濃い赤色をした桃色。女性の成長を願うイメージ、健康的な色のイメージをするとまた印象が大きく変わりますね。

イラストレーター
キャラクターデザイナー
プクムク/pukumuku

pukumuku絵本はいろんなテーマで描いています

みなさんは子供のころ読んだ絵本を覚えているでしょうか?私は子供のころに読んだ絵本から沢山の事を学びました。子供のころは何故?何?など沢山の知識欲や好奇心がいっぱいです。なぜ空は青いの?星が動くの?なんで虫は幼虫、サナギ、成虫になるの?いろんな動物の鳴き声や生き物のウンチの形、世界中のあいさつや風習、なんで?これはなに?そんな様々な何故?何?に応えてくれたり、素敵なファンタジーや空想の世界につれていってくれたのも小さな頃に読んだ絵本でした。それは私が大人になった今でも絵本から得た沢山の知恵や知識は生き続けています。そしてこれから子供達の進む先に私の絵本で、新しい世代の子供達へ知恵や知識のバトンを繋ぎたい、そんな想いで描いています。

pukumukuの絵本が世界中の子供たちの心にとどまり続ける事を願っています。

pukumukuのKindle電子書籍絵本よろしければご覧下さい。
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