日本の色・空色(そらいろ)

日本の色・青系の色「アイキャッチ」
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日本の色・空色(そらいろ)水色(みずいろ)

電子書籍絵本やイラストを作るときに絵の印象を位置付けるために色彩心理に合う色を配色してきているが、日本には実に多くの色と色の名前があるので伝統色について調べてみることにした。今回は空色(そらいろ)水色(みずいろ)

空色(そらいろ)

日本の色・青系の色「空色」

空色(そらいろ)は晴れた日の青い空のようなやや紫掛かった薄い青い色の色名。明治以降、文学や音楽作品などで空色が表現手段として多く用いられるようになったが、空色の色名の歴史は長く紫式部の源氏物語など平安時代の書物などにも空色の色名を見る事が出来ます。

おそらく現代のように住宅街や都市部から見上げる空と違い平安時代の自然あふれる空気の澄んだ場所から見上げる空色では現代の人が見る空色と色の感じ方に違いがあったかもしれませんね。そういった平安の地を想像しながら空色をみてみると薄い青色である空色がもっと深みのある青に見えてきます。

水色(みずいろ)

日本の色・青系の色「水色」

水色(みずいろ)は水のようなやや緑味を帯びた淡い青色の色名のことで、本来水は無色透明で色がないものですが、可視光の散乱(レイリー散乱)によって赤色が吸収され青が強調される事から水が青く見える事があるため。この水色の色名の歴史は古く平安時代から水は青い色というイメージを持っていたということになります。この色は空色と同様に文学や音楽作品に表現手段として使われるが、同じ薄い青色でも水色は緑味を帯びた薄い青、空色は紫味を帯びた薄い青、その微妙な色の色相の違いと色名が文学や音楽作品の表現の多様な心象を生むのかもしれませんね。

イラストレーター
キャラクターデザイナー
プクムク/pukumuku

pukumuku絵本はいろんなテーマで描いています

みなさんは子供のころ読んだ絵本を覚えているでしょうか?私は子供のころに読んだ絵本から沢山の事を学びました。子供のころは何故?何?など沢山の知識欲や好奇心がいっぱいです。なぜ空は青いの?星が動くの?なんで虫は幼虫、サナギ、成虫になるの?いろんな動物の鳴き声や生き物のウンチの形、世界中のあいさつや風習、なんで?これはなに?そんな様々な何故?何?に応えてくれたり、素敵なファンタジーや空想の世界につれていってくれたのも小さな頃に読んだ絵本でした。それは私が大人になった今でも絵本から得た沢山の知恵や知識は生き続けています。そしてこれから子供達の進む先に私の絵本で、新しい世代の子供達へ知恵や知識のバトンを繋ぎたい、そんな想いで描いています。

pukumukuの絵本が世界中の子供たちの心にとどまり続ける事を願っています。

pukumukuのKindle電子書籍絵本よろしければご覧下さい。
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