日本の色・墨色（すみいろ）鈍色（にびいろ）
電子書籍絵本やイラストを作るときに絵の印象を位置付けるために色彩心理に合う色を配色してきているが、日本には実に多くの色と色の名前があるので伝統色について調べてみることにした。今回は墨色（すみいろ）鈍色（にびいろ）
墨色（すみいろ）
墨色（すみいろ）は書き初めなどで使う固形の墨のようなやや灰色がかった黒色のことで、かつては僧侶などが着用する服であったりとあまり縁起の良い色とは言えなかったが、近年になるとヨウジヤマモトやコムデギャルソンなど黒ずくめのファッションが注目を浴びるなど、時代によって黒の感じ方や受け取り方が変容している。
かつては墨色の衣類は僧侶などが着用する服であったりとあまり縁起の良いイメージのなかった黒だが、時代の移り変わりとともに黒を身にまとうイメージも変わっていくのですね。
鈍色（にびいろ）
鈍色（にびいろ）は暗い灰色のことで、古語で灰色がかっていることを「にばめる」といい、そこから来たのが鈍色の語源だという。現在の葬儀などで着用する服装の色は黒が一般的だが、明治以前の喪服といえばこの色や様々な灰色の服装が用いられていた。
現在の葬儀などで着用する服装の色は黒が一般的ですが、昔は灰色の様々なバリエーションで喪に服していたのですね。
イラストレーター
キャラクターデザイナー
プクムク/pukumuku
pukumuku絵本はいろんなテーマで描いています
みなさんは子供のころ読んだ絵本を覚えているでしょうか？私は子供のころに読んだ絵本から沢山の事を学びました。子供のころは何故？何？など沢山の知識欲や好奇心がいっぱいです。なぜ空は青いの？星が動くの？なんで虫は幼虫、サナギ、成虫になるの？いろんな動物の鳴き声や生き物のウンチの形、世界中のあいさつや風習、なんで？これはなに？そんな様々な何故？何？に応えてくれたり、素敵なファンタジーや空想の世界につれていってくれたのも小さな頃に読んだ絵本でした。それは私が大人になった今でも絵本から得た沢山の知恵や知識は生き続けています。そしてこれから子供達の進む先に私の絵本で、新しい世代の子供達へ知恵や知識のバトンを繋ぎたい、そんな想いで描いています。
pukumukuの絵本が世界中の子供たちの心にとどまり続ける事を願っています。
pukumukuのKindle電子書籍絵本よろしければご覧下さい。
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